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認知の歪みに気づくタイミング。

じんるいの認知って大なり小なり歪みがあって、それ自体は自然なことなので仕方がないんだが歪みが増すと現実が正しく認識できなくなって人生詰む。定期的に曲がった認知・認識にカウンターを当てて補正する機会を保つ必要がある。

それってどんな時?っていうと、異なる知見や意見に触れて、その考えを受け入れた時。もっと具体的には、他者とちゃんとコミュニケーションを取っている瞬間。本とか記事でも出来なくもないが、他者と話をする、というのは一番認知の補正に重要なように思う。

ただし、似たようなヤツと話していても認知の歪みは増大する一方で、補正につながることはない。人類種には気を抜くと似たようなことばっかり言ってるやつとくっつく傾向があるので、自己選別ばかりやっていると実際やばい。さらにインターネットでは一層そういう濃縮事象が加速されるため、インターネット管理者は思想が偏りすぎたヤベーヤツの発生を如何に防ぐか頭を悩ましている。そんくらい、今のインターネットは同族を集約する構造を得てしまった。

んでもって、一旦家族とかのコミュニケーションでも、自分の考えの偏りを認められなくなると一線を超えたヤバみを得ていく。家族とか友人とのコミュニケーションによる認知補正はいわば最終的な安全弁で、ここで修正がかからなくなるとどんどん認知の歪みが増大していってテオクレの方に進んでいくように思う。

ここで追加で思いついたのが、特に意見の相違を自己否定に連結してしまう人は上記の認知の歪みを加速させる性質があるかもしれない。意見が違うことは自然かつ当たり前な事象なのだが、なんか人によっては意見が違うと自分を否定されたように感じてしまう人もいる。これも結構ヤバ味の認知のゆがみで、意識的な修復が必要だろう。

戦場へ

とまあ、書かれていることを読んで気をつけないとなって思える人はテオクレなとこまで行くことはめったにない。残念ながら、根っから頑固で他者の考えを受け止めず、ついでに意見の相違を自己否定につなげるようなタイプはちょろっと聞きかじった程度ではそう簡単に気をつけよう、とはならないのであった。かなみし。

今回はここまで、またな。

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