読了:「異種族レビュアーズ」の世界観描写がスゴイ
特殊性癖のフルコースとはな……あ、このエントリィでは性的な要素をほのめかしたりするからそういうのがにがてなやつはカエレ。
よう、兄弟。おれだ。
今日は「異種族レビュアーズ」という漫画の話をしよう。
「異種族レビュアーズ」とは異世界を舞台に異種族の風俗通いしてレビュー記事書く漫画である。
「異種族レビュアーズ」とは異世界を舞台に異種族の風俗通いしてレビュー記事書く漫画である。
だいじなことなので二回言った。
しかし、R-18書籍ではない。全年齢対象だ。直接的な行為のイラスト描写も(そこまでは)ない。まあ、文字での表現は当然あるのだが。年齢制限とはいったい…(哲学)
とはいえ、ここはNote。スケベの描写については実際に読んでもらうとして、当作の異世界描写について言及していこうか。
種族が異なると生態も価値観も異なる事がしっかり描写されている
「異種族レビュアーズ」は多種多様なファンタジー幻想生物が生息している世界での物語だ。
レビュアーだけでも、人間、エルフ、天使などなど、多岐にわたる。
もちろん相手をする方も多種多様で、フェアリー、ゴーレム、マイコニド(キノコ人間のような生物)のほか、本当に色々な種族が出てくる。
当然、種族が違うと生態も違うし、価値観も異なる。
その点をしょっぱなからわかりやすく描写してくれるのがエルフと人間の対比で、人間は見た目が変わらないエルフを選ぶが、エルフの方が選ぶのは人間、という違いとして描写される。
相手がアンデッド、ゾンビーなら当然死体なのでまああんまり人気がなかったりもするのだ。
ゴーレムの回なども種族の特徴が出ていて、好きなパーツを組み合わせて相手を構成する、というサービスになっている。アヴィケブロンセンセイみたいだな。
一口に異世界モノ、と言ってもここまで生々しく人間ならざる異種族の性風俗を描写している作品は中々なさそうではある。
なお、関係ないがちょいちょいRPGの小ネタが挟まっている。
ぱっと気づいただけでも、
ダメージ9999(ファイナルファンタジー)
LP0(サガシリーズのライフポイント)
悪魔合体(女神転生シリーズ)
みたいな感じだ。原作者か作画担当の方がスキなのだろうか。タクティクスオウガネタもあったな、多分。
戦場へ
「異種族レビュアーズ」はファンタジーの生き物を相手に性風俗コメディをやるという斬新すぎるマンガだが、その実幻想世界の世界観を如実に表現していて実に面白い。
エロでニッチな特殊性癖コメディでも楽しめる猛者※ここだいじであれば手を出してみるのもいいだろう。
なお、今回もazitarou=サンのレビューのおススメを受けて俺も読んでみた次第だ。彼のレビューも是非参考にしてみてくれ。
今回はここまでだ。またな。