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デジタル断して、執筆全集中

最近、人間の仕様として集中する意義ってやつをとみに感じている。
今ここに意識を集中すろっていうのは古くはブッダが言い出したことで、じんるいしゅの仕様として今この瞬間に一つのことしか出来ないようになっている。コンピューターのCPUみたいにマルチコアマルチスレッドというわけではなく、シングルコアのシングルスレッドで、マルチタスクと言ったところで所詮は次々やることを切り替えているに過ぎない。もっとも、人類の可能性はすごいので実質マルチコアのマルチスレッドなお脳を持っているやつも、世の中にはいるかもしれない。残念ながら、俺のお脳はそうではないし、今後もそうなりうる見込みには乏しいので極力自分になった使い方をしないとダメだろう。

で、集中。人間のパフォーマンスは一度に一つのことに意識を向けて、時間を傾けるほどに精度を増し、能力値が向上する。もともとお脳はそういう風に出来ているので、2つ3つに意識を振り分けてなんか平行でやろうとするとあやふやのふわふわになってしまって良くない。大多数の人類は、おおむねこっち側だろうと思う。

同時に、人間ってやつは退屈がめちゃくちゃキライで、そういう生き物にスマッホとかいう起きている間四六時中暇を潰せるアイテムをもたせると意識がずっとインターネットに割り振られてしまって目の前のしごととか執筆に注力できなくなったりする。

noteユーザーは特に痛感することがあるかもしれないが、たとえばTwitterとかの画面でツイートする前にほかの人の発言がちらほら目にうつったり、トレンドに意識を引っ張られたりするととてもじゃないが集中どころじゃなくなったりしてしまう。個人差はあるが、集中するにあたっては余計なちゃちゃ入れが無いほど集中しやすい。ときには驚異的な集中力で水をさされてもまったく動じない人もいるが、気が散りやすい人はとにかく余計な情報が入らないような環境にしておくといい。つまり、まっさらな表示で後はせいぜい目次一覧くらいのnoteエディター画面はWebブラウズのテキストエディターとしてはやはり、集中しやすく、使いやすい。

後はどの程度集中力を割り振れるかにも寄るが、余計なものが無いほど集中力に欠けても補いやすくなるっていうのは覚えておいて損はないと思う。つまり、執筆ならオフラインのエディターだけが入ったパソコンなり、読書なら目当ての本一冊だけ持ち歩く、創作ならメモ用紙とペンを持つなど。

街を歩くにしても商店街や飲み屋街だと美味しそうな匂いや看板に気をそらされたりするし、それがアイデアを引き立てることもあるかもしれない。住宅街なら行けども行けども住宅街で、街に対してよほど解像度が高い見方ができるのでもない限り考え事に意識を割り振れる。もちろん、考え事をしすぎて安全を保った歩行が出来ないのはダメだが。

集中して作業することの利点の一つに、脳が徐々にほぐれてリラックスし、疲れが癒されるってのもある。一日の出来事を最後に日記に書くといい、というのは、お脳の仕様を理解した優れた習慣のように思われる。

戦場へ

絶対にマルチタスクがダメってことはないが、人類的にはあんまり良くないので極力ワンタスク、ワンドゥの集中して実施するほうが何かとスムーズに行くだろう。

インターネットのサイトを開きすぎて集中出来ないって人は、ちょっと回線切るなりして集中できる状況を作っておいて作業に向き合うといいかもしれない。

今回はここまで、またな。

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