人の心に残らない詩
わたしが詩を書くなら
ふわっとした詩を書きたい
読んでいるうちに眠くなったり
心が幽体離脱して
やがて読んでいた詩のタイトルも
詩の中の言葉も忘れ
今まで詩を読んでいたことさえも忘れて
いつしか自分の空想に入っていって
そしてその人の空想がやがて詩になっていくような
そんな触媒みたいな詩をわたしは書きたい
らうす・こんぶ/仕事は日本語を教えたり、日本語で書いたりすること。21年間のニューヨーク生活に終止符を打ち、東京在住。やっぱり日本語で話したり、書いたり、読んだり、考えたりするのがいちばん気持ちいいので、これからはもっと日本語と深く関わっていきたい。
らうす・こんぶのnote:
昼間でも聴ける深夜放送"KombuRadio"
「ことば」、「農業」、「これからの生き方」をテーマとしたカジュアルに考えを交換し合うためのプラットフォームです。