バスクダービーのラウガル　（2016年当時）

今回のバスクダービーでは2得点のラウガル！笑

2、3点目のことでありますが、どちらもGK含めラウガルによる最終ラインへのプレッシングから始まった。

今回はいつもとは違うタスクのラウガル。

ベニャの不在によってビルドアップを苦労するだろう予想から、通常より前でボールを取りたいという意図があったか？

普段は相手の最終ラインがボールを持ってるときのプレスはラウガルしかやらない笑　いつもはアドゥリスの右横にラウガルが出てって4-4-2。
しかし今回は、アドゥリスがナバスとマルティネスの間に、ラウガルがイニゴの前に張り付く、イニャキは少し前に出ることで3トップの形に。
イニゴのフィードを恐れて素早いプレスをラウガルにやらせたかったのでしょう。

横に振るパスに対しては競ることのできるアドゥリスを。近くのパスにはイニャキを。ムニアインは中に入ってイジャラメンディの近くに。

2点目、3点目ともにラウガルがプレスから連動してボールをかっさらう形だった。

ここで注目するのは、ボールを取った瞬間にと立ち止まるラウガル。


ラウガルはアトレティコ時代も常にボール呼び込む人だったはずだが（呼び込んでからの動きは……。）
そんな彼がゴール前で数的に同数であるにもかかわらず呼び込まない所を見るに、予定にはない動きをやったからか？
彼の試合の流れを読む力によってプレッシングのポイントを自らの判断で行っていたか？

まぁ、

いつもより倍動いたラウガル。
取ったあとに疲れた様子を見せたラウガル。
そこからラウガルの献身性が見える試合だった。