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2021年最後に知ったうれしいこと「そこに愛はあったんやな・・・」

【nest】データ活用Advent Calender 2021 12/15の記事です。

今年のテーマは [みんなで目指そうデータ活用推進者への道]
2021年、「組織として・個人として取り組んできたデータ活用エピソード」を振り返り、nestメンバーでカレンダーをいっぱいにしていきましょう!

【nest】データ活用 Advent Calendar 2021

私の立ち位置

私は客先常駐で、お客様のBI担当者(Hさん)といっしょにDr.Sum/MotionBoardを使ってのデータ活用推進に励んでいます。

HさんはBI専任ではなく、とても忙しい人です。
私はツール導入~データ活用推進をひとりでやっていましたが、
Hさんがついてくれてから色々進むようになったので、大変感謝しています。

待ち望んでいたことが起きた

先日のこと。
お客様の社内システムの中で最重要な基幹システム担当者から依頼。
「現場のAさんが今、現行BIツールで参照しているあるデータが、見れるようになるまで日数がかかり、ツール自体の動きも重たい。Dr.Sumでなんとかならないか」。

基幹システムからのデータをDr.Sumにいれて現場で使ってもらいたいと熱望していた私、待ちに待ったチャンスです。
それに、基幹システムからのデータが入ることで、既にDr.Sumに入ってきてるその他システムのデータの活用も進むでしょう。
その日のうちにデータインポートの仕掛けを作ってDatalizerで見えるようにして、前日データを見られるようにしました。

その翌日、
打合せの場で、基幹システム担当者が現場Aさんに電話をかけて、向こうのPCでDatalizerにログインして見てもらいました。
担「あっそうなんです、もう出来たんです・・・そうでしょ、いいでしょ、早いでしょ、・・・そうなんですよ、前日データが見えるようになりますから・・・便利・・・」(Aさんがなんて言ってるか聞こえる気がしたw)
電話を切った担当者「作ってくれた人にありがとうって言っとって、今度お菓子もってIT部屋にいくけぇ、とのことです」
ありがとうございます、実況生中継でしたよ。

この対応自体は小さなことですが、このように変わりました。

対応前
(1)管理職BさんからAさんに指示
(2)Aさん、情シスに依頼
(3)情シスデータ抽出、Aさんにデータ送付
(4)Aさん、Bさんにデータ送付

対応後
(1)Bさんが任意のタイミングでDatalizerにログイン、作業

この作業の効率化はもちろん喜ばしいことなのですが、もうひとつ私にとっていいことがあったのです。

もっと大事なことがすでに起きていた

このような他部署から情シスへの依頼は部内で共有されているのですが、
今回の打合せの中で、Hさんは自分宛でない依頼にも目を通して、
「これDr.Sumでやらないか」と打診していることを知りました。

そうか。
HさんはもうとっくにDr.Sumの活用に本気になっていたんだな。
Dr.Sum愛があるんだな。
わたくし、ちゃんとあなたを巻き込めていたんですね。
嬉しくてちょっと涙が出そうでした。
ひとりでやっているような気になっていました。
その本気に気づいていなくてごめんなさい。ぺこり。
最初に書いた最重要システムからの依頼も、このHさんの地道な努力の結果なのかもしれません。

Hさんは「地味かもしれないけど少しずつでもこうやって効率化していきたい」「僕はDr.SumやMotionBoardの仕事を誰にも渡したくないんです」っておっしゃってました。
2021年の終わりにHさんのDr.Sum愛に気づけてよかったです。

結論

人を巻き込むのは自分の「これはいいものだ、きっと喜ばれる、きっと良くなる」という強い信念と、これで現場を良くしよう、世界を笑顔にしようといううっとおしいほどの情熱だと思います・・・うっうっ・・・うれし涙を流しつつ、終わります。

以上

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