向かい風を探す話、
https://domani.shogakukan.co.jp/328701
この歳になると忘れがちになるのは、新しく入ってきたという立場からのモノの見え方。
6年前に介護事業所の管理者になった。
併設だけど、新規オープンだったので、急に部下という立場が出来、上司になった。
新しい事業、やる事の中から優先順位をつけていく。
期限があるもの→嫌なこと→やりたいことの順でこなしていく。
特に2番目が難しい。介護業界でも必要な営業あたりがここにくる。
仕事が出来る奴ではないので、
当たり前にきちんと出来ない。
元々ハイスペックな部下達は、勝手に成長して、オマケに私も成長させてくれた。
ありがたい話である。
結果オーライとは微塵も思えないし、申し訳なさしかないんだけど。
オープン以来、結構自慢できる業績でやってこれてるのは部下のおかげ。
人財。ホントに。
誰かの上司になって、初めて上司の立場が見えて来る。
私はそもそも上司が好きだ。
今はもう他部署の元上司。
他エリアの元上司2。
直属の現上司。
手本にも反面教師にもなる元上司と現上司。
しかし、元上司2は手本にしかならない格好良くて可愛い働く女性。絶賛ゲキ推しである。
相手がシンドイ時にフォローすることも、よく出来た時に感謝したり褒めたりすることも、全部自分に返ってくるんだと元上司2を見てて思う。
困ってるなら助けたい。
元上司2に褒められたくて頑張ってんだから。
もはや実家の大型犬と呼ばれてる。
懐いていくぜー
後輩を育てる。
部下を育てる。
それは自分を育てていく、育ててもらうことでもある。
来月から、新卒がやってくる。
3年前の新卒だった子がOJT担当になる。
育つ立場から育てる立場へ。
双方の経験から渡せるバトンがあるはずだ。
凧は向かい風を受けて高く飛ぶ。
見えなかった景色が見れる。
向かい風を探すことを怖がらずに跳ぼう。
糸はしっかり持っててあげるから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?