還暦からの再就職奮闘記 その3 意外だったWワークの効果
noteに投稿を始めて一年が経とうとしている。
定年退職後、毎日が自由時間の日々の中で、自分に課したnoteへの投稿は週一ペースで続けていた。
再就職してから投稿する間隔は開いていくばかりだが、それでも自分の日記のようで、振り返るとこの一年の自分の行動、心理状態などが思い出されて、投稿してきて良かったと思える。
さてさて再就職の厳しい現実に打ちのめされ、体重、体脂肪減らして道に迷いそうだった状態から何とか脱出できた気がする。
それは意外にもWワークを始めたから。
そう余計に忙しくなったのに、本当にとてもとても忙しいのに、心は俄然元気になったのだ。
自分でも不思議なくらいに。
月曜日、火曜日は孫の世話で片道70分。
水曜日は副業先へ片道40分。
木曜日から土曜日(時々日曜日)は本業へ片道15分。
Wワークどころかトリプルワークのような日々で、週に1日のお休みも出勤になってしまうこともあり、自宅でのんびりしていた日々が今では夢のようになっている。
1月から出勤を始めた副業先には、週に1日しか行かないのに
新規事業を始めるのに日数が迫ったドタバタ状態で
家にいてもパソコンに向かって仕事をしてみたり
仲間と連絡を取り合ったり、「生活の一部」以上の存在になってしまった。
そんなことをしているうちに、いつの間にか本業で悩んでいたことを忘れてしまったようだ。
何より大きいのは、この短期間に私のことを信頼してくれて「頼りにされている」という気持ちにさせてもらえたことなのだと思う。
全くの未経験で入ってしまった本業の仕事は、還暦過ぎの脳みそと身体がこんなに役に立たないのかと自己嫌悪に陥ってしまっていたが、副業先では、タスク管理や採算管理など、今までの経験が活かせることがある。これが自分の中でプライドが保てるものとなり、震えながら出勤していた頃が嘘のように平常心になった。
ずっと空腹感を感じないままだったのに、食欲も見事に復活。
本業で忙しく駆け回っている勤務中でも「あーお腹空いた〜」と感じるようになった。
副業は農産物の6次産業化。
写真はお米からみたらし団子を作っているところ。
今後はジャムやマーマレードのネット販売もしていきたいし、子供たちに食育のイベントもやっていきたいようだ。
まだまだ発展途上中。
軌道に乗るのは難しいかもしれないけれど
これも巡り合わせが重なっている仕事。
運命の神様、今度はここで頑張りなさいってことですよね。