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【2020ロイクラトン】チェンマイもやもや旅行:2泊3日【中篇】
さて【前編】の続きです。
2日目となる10月31日は、ついにロイクラトン当日! ホテルで朝食を食べて10時ごろに出かけました。
「Dusit D2 Chiang Mai」の朝食ビュッフェは?
ホテルの朝は、甘いパンとサラダ、そして紅茶に決まっています(私は)。
といいつつタイ料理と中華も食べるんですけどね。
食後は紅茶。7時頃に席に着いたので、あまり人がおらずゆったり食事ができました。あと料理が熱々なのも◎。旅行するたび毎回思うんですけど、夜更かしするより朝早く起きる方が粋。お酒が残って朝食が食べられないとか無粋の極みですわ。
Dusit D2 Chiang Maiのレストランは1つだけで、昼・夜は飲茶中心の中華レストランになりますが、朝食ビュッフェもここで食べます。
入り口。
店内。
真ん中にサラダバーが見えますね。右にはドリンクバー。さらに右奥と手前奥に、アメリカン・中華・タイ料理中心の朝食メニューが並んでいます。お寿司やお味噌汁など、和食も少しありますが、美味しくはありません。
個人的にはやっぱりサラダと甘いパン、そしてチャーハンですかね。品数は多からず少なからずといったところ。
ついでにロビーの写真も。
白を基調に、ホテルのイメージカラーであるオレンジをさわやかに配置しています。あまり大きなホテルではないのですが、ロビーが広々としていて開放感があるのは良いですね。
「チェンマイ ブレークファスト ワールド」からのオールドタウン散策
昨日とうってかわって快晴! 暑い!
今日も日中は雑貨やめぐりと寺院巡りです。しかしチェンマイオールドタウンは朝食のお店が多いらしく、その中の1軒で早めのお昼をとろうということに。
私たちが選んだのは、「チェンマイ ブレークファスト ワールド」。
天気が良かったので、まぶしい木漏れ日がさわやかな朝を演出しています。
自然の中にあるカフェといった佇まい。席数は充分あるので、予約はいりません。客層は欧米人が多めでした。
旦那が注文したオムレツのブレックファストとマンゴージュース。
私が注文したのは、トロピカルフルーツのクレープと紅茶。
…何というか、ぱっと見は良いんですよ。味もまずくはないんですが、オムレツは予想以上のウェルダンで、昭和のお母さんの作った洋食感。トロピカルとはいえ、クレープにスイカとドラゴンフルーツは合わないのでは…?(クレープもウェルダンでした…)
というわけで、この朝食が2日目のもやもやポイント!
でも後で考えるに、多分この「チェンマイ ブレークファスト ワールド」は、ソーセージやベーコンやチーズが美味しいんじゃないかと。ショーケースにやたら本格的な品が並んでましたからね。もう1度行きたいとは思いませんが、もし行ったら次はそっちを注文してワインのあてにしようかと思います。
トイレはまあまあキレイですが、木々に囲まれているため虫がいます。でもタイなら普通レベルかも。木漏れ日を浴びながら朝食をとりたい方にはおすすめ。
さて、本日の寺院巡り。
探したけど名前がわかりません! オールドタウンを当てもなくさまよってたら見つかるかも。
そしてこちらはちゃんと看板を撮っておいたのでわかります。ワット プアックホン。
青空をバックにすると映えますね~。タイの仏塔や遺跡は、自然と調和する不ぞろい感がいいんじゃないかと思います。日本とは色の異なった太陽の光の下では本当に美しい。こういうのは写真より実物を見るべき!
貸切ソンテウで「バーンカーンワット」雑貨店巡り
ホテルを出る前に調べたところ、チェンマイの雑貨店は何か所かに集まっているらしく、その中で有名なうちの1つ「バーンカーンワット」(タイ観光庁のページ)へ向かうことに。これが2日目のメインです。
アーティスティックでありながら観光客うけも兼ね備えた、雑貨のお店とカフェが30軒ほど集まって、小さな村のようになっています。周辺にもカフェと雑貨屋さんが点在しているので、いかにも女子旅向けのスポットです。
行きはノーンブアクハート公園のあたりからソンテウに乗りました。ソンテウというのは普通、乗り合いのループバスのような利用法なのですが、そう上手くお客さんが集まらないようで私と夫の貸し切りで往復1,200バーツ(約4,100円)。高い気がしましたが、実際乗ってみると結構遠かったので適正価格かもしれません。
乗り心地はよくはないですが、それはソンテウのせいではなくタイの道のせいなので…。タイの道の舗装が甘いのはトゥクトゥクやソンテウやマッサージ店の仕事を確保するため説。実際、歩くととんでもなく脚が疲れます…。
さて15分ほどでバーンカーンワットに到着。
このお寺の門の前にソンテウを停めてもらって、2時間以内でお店を見て回ります。時間や金額は交渉次第ですね。
いざ、バーンカーンワットへ!
ちょっとわかりにくいかな? 低くなった広場を囲むようにお店が配置されています。
チェンマイらしい小物や服、ストール、スカーフなどのお店。タッセルやアクセサリーは500バーツ前後からあって自分用にもお土産にもいいお値段ですが、服は2,000バーツ以上のものも多い(でもかわいい)のでちょっとお高めかな。
このお店で私が買ったのがこちら。
右端のペンダントと上右のタッセルピアス。日本にはない色ですよね~! お店の人が上左の袋に入れてくれました。
他にもかごバッグや帽子のお店とか。
個人的に、かごバッグはお勧めのタイ土産の1つです。ただ地域やお店によって値段の差が大きいので、相場を知っとかないと損するかもですが。ここは高くも安くもない感じ。
かごバッグを買うときのチェックポイントは、軽さと大きさの2点です。自分の欲しい大きさのもので、負担にならない軽さのものを選びましょう。あと飾りはとれるかもしれないので、シンプルなバッグを自分でカスタマイズするのがお勧めです。帽子も同じかも。
1店1店が小さくて入り組んでいるので、店舗ごとの写真はあまり撮れませんでしたが、他にもタイジーンズのお店(個性的だがやや高)、石や金属メインのアクセサリーのお店(リーズナブル)、陶器のお店(リーズナブル)などがありました。詳しくは公式サイトやもっとわかりやすい個人サイトを見てくださいね。月曜定休なのか…。
ひと通り物色して、カフェでひと休み。
やっぱり暑い日は酸っぱい飲み物ですよ!
木陰のカフェ~。タイは木陰に入ると涼しい。虫がいるけど、タイにしては少なめかな。
こちらのカウンターで注文します。タイのカフェ名物のノベルティも色々と。タイはプラスチック製品を減らす活動に熱心なので、再利用できる紙ストローなんかが売られてるのをあちこちのカフェで見かけますね。
こんな感じでホテルへ帰りました。
タイマッサージと「Dusit D2 Chiang Mai」の飲茶
タイの道は歩くととても疲れる…。というわけで夕食前にホテル近くのタイマッサージに行くことに。それが「ザバイタイマッサージ&スパ チェンマイ」(地図)。
ここはすごく良かった! タイマッサージは良い! と手放しで勧められないのは、当たりはずれが激しいからなのですが、この「ザバイタイマッサージ&スパ チェンマイ」は間違いなく当たりでした! 私も夫(タイマッサージ行きまくり男)も大満足!
各項目を10段階で評価すると、
マッサージ 10
日本人向けサービス 7
清潔さ 8
施術前後の飲み物 8
総合 9
といったところでしょうか。とにかくマッサージが良くて、他も及第点。正直ここでマッサージを受けるために、もう1度チェンマイに行きたいくらいです。それくらい良かった。
マッサージが終わって時間は17時前。ホテルで早めに夕食をとって、夜のロイクラトン本番に備えます。
夜は飲茶中心の中華レストランになりますが、朝食ビュッフェと場所は同じです。
1品ずつ注文するスタイルの中華ビュッフェにしました。
クラゲの酢の物。好き。いつも大衆店で食べるものよりまろやかで上品な味。
ダシの濃厚な干し椎茸のスープと、北京ダック風の鳥。ダシと薬味があればいい。
海鮮焼きそば。オイスターベースでまろやか。シャキシャキもやしにぷりぷりのエビ、ふわふわ卵と食感のバランスがいいです。
エビ団子。あとカスタード饅頭を食べたんですが、写真を取り忘れてますね。私はすごく甘いものを少しだけ、苦いお茶やコーヒーと一緒に摂るのが好きなんです。
基本的にホテルの飲茶ははずれがなく、且つリーズナブル。店を探すのが面倒、ホテル内で済ませたいという人は飲茶レストランを是非選択肢に入れてください。
関係ないですが、ホテルのトイレのドアの絵が不思議でした。
男子トイレ。
女子トイレ。
写り悪! 女子トイレはお花を持っている絵です。男子トイレは何でウサギを掴み上げているのか? 動物好きとしてはちょっと嫌。面白いですけどね。
ロイクラトン・チェンマイ2020はどうだった?コームロイは上がったの?
夜空彩る伝統の光 タイでロイクラトン祭り pic.twitter.com/AuXHAy9SQt
— AFPBB News (@afpbbcom) November 3, 2020
上がったようですよ…。結論から言うとね。
これを読んでいる人たちが知りたいのはここだと思うので、最初に書いておきます。
ロイクラトンでコームロイ(提灯)を上げられる場所は限られています。以前は私が住んでいる郊外の町でもたくさん上がっていましたが、最近は規制が厳しいです。特に今年(2020年)はコロナのこともあり、お祭り自体が中止になっている地域が殆ど。
ロイクラトンで有名なチェンマイでも、市街地では禁止になった(自粛?)ようで、川沿いでもオールドタウンでもコームロイは上がっていませんでした。
コームロイが上がっていたのは、「ノーザンスタディセンター」という北部の会場をはじめ、主に山沿いの数か所だけだったようです。そしてそれらの会場でロイクラトン祭りに参加するには、基本的に入場券が必要となります。前もって主催のサイトや旅行代理店で購入しなくてはなりません。
で、私たちはというと、それだけのために数千バーツは払えん!とチケットなしでチェンマイ入り。それに例年はナラワット橋周辺で灯篭流しとコームロイ上げが行われると聞いていたので、ホテルもその近くをとって安心していたわけです。ナラワット橋ならチケットも要らないという話だったし。実際要りませんでした。
当日のナラワット橋周辺。
タイのお祭りでは国王様の写真付きの装飾がなされます。ロイクラトンの飾りもずらっと並んでいますね。
橋のたもとで灯篭を買い(夫が)、火をつけて(夫が)
ここから流します。
桟橋のような突堤のような場所なんですが、これこんなに大勢の人間が乗っていいものではないと思う…。いつ壊れるかとひやひやしました。
水面を彩る数々の灯篭。遠くまで流れると運勢が良いそうです。しかし岸から流すとすぐにどこかに引っ掛かるので、お金持ちは船に乗って流していました。かしこい!
夫は運勢より、雨男を何とかしてほしい。ロイクラトンはそもそも「雨季が終わったー!」ってお祭りなのに、何で雨降るの。
灯篭を流してから、橋の近辺ではコームロイが上がらないことを知った私たちは、トゥクトゥクでオールドタウンへ。ぼったくられた! あの距離で200バーツはないわ。でもお祭り価格・観光地価格なんだろうな。
ではオールドタウンの色とりどりの山車や灯篭をどうぞ~。
これすごいのは、動くし音楽が流れることなんですよね。電飾だけで充分煌びやかなんですが、お祭りには全力を注ぐのがタイ人。お祭り大好き民です。
夜は遺跡もライトアップされます。
これはなかなかの眺め!
「チェンマイ ナイトバザール」でショッピング
トゥクトゥクでホテルに着いたのが9時くらいだったと思うんですが、ナイトバザールが近いので寄ってみることにしました。
「チェンマイ ナイトバザール」。本来この時間はにぎわっている筈なんですが、数軒が開いているのみで閑散としていました。そのうちの1軒でショッピング。
トップスが290バーツ(約1,000円)。ワンピースはホテルのロビーの臨時ナイトバザールで確か400バーツ(約1,400円)くらい。ホテル内はちょっと高いと思います。
これで2日は終わり! 続きは【後篇】へ。