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まっすぐ立ってフラフラ歩きたい。クソBL学科の教授になりたい。 支援のお礼には私の過去のオリジナル作品の保管サイトのURLを設定しています。よろしければ。

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【『無能なナナ』第12巻ネタバレ考察】ナナVSナナオ、小野寺兄妹の再会と物語に大きな動き!

※注意※ ※単行本派による考察です。 ※もちろんネタバレあり。 ※原作を確認してはいますが個人の妄想に近いものなので、信憑性は保証できません。 ちなみに前回の記事です↓ 今までにないほど物語が大きく動いたと言っても過言ではない第12巻。今回は前置きなしで内容に切り込んでいきましょう! ナナVSナナオ! 明らかになる胸中(心中だと「しんじゅう」とも読めちゃうからね…) 1|ナナオのナナへの執着は「自己嫌悪」 今回最も大事なのは、ナナとナナオの直接対決の顛末ではないでしょ

    • 【『無能なナナ』ネタバレ考察】小野寺リンと橘ジンの出会いは徴募より前!?【第11巻まで】

      ※注意※ ※単行本派による考察です。 ※第11巻までのネタバレあり。 ※原作を確認してはいますが個人の妄想に近いものなので、信憑性は保証できません。 ちなみに前回の記事です↓ ※前提※まだ確定していませんがこの記事は、小野寺リンは橘ジンに変身しているジンの親友(以下、橘ジン(変身))と同一人物であるという前提のもとに書かれています。また、昏睡状態(?)の橘ジン本体は柊ナナの兄ではないかという考察も関わってくるので、その2点をご了承ください。 ↓こちらの記事に詳細がありま

      • 【『無能なナナ』第11巻ネタバレ考察】小野寺キョウヤ・リン兄妹の過去と「人類の敵」!

        ※注意※ ※単行本派による考察です。 ※もちろんネタバレあり。 ※原作を確認してはいますが個人の妄想に近いものなので、信憑性は保証できません。 ちなみに前回の記事です↓ 以上、それでもいいという方のみどうぞ。 1.人類の敵、顕現!「人類の敵」おったわ……。 今回順不同でいきます。何でって、ラストにあまりに重大な新事実が明かされたからですよ!!! 第11巻288ページ、見開きで描かれましたね。人類の敵の姿が。見た目からすると、教科書にあった通りの化け物です。鶴岡曰く

        • 一穂ミチ著『光のとこにいてね』における最高に素敵な愛の告白と、いつだって今が最大のチャンスであること

          何て素敵な愛の告白なんだろう。だってそれはあなたのおかげで私の人生は動き始めましたよって、初めて自分の意思と希望を持てましたよって、あの感動は一生の思い出として心に刻まれましたよって、つまりそういうことでしょう。その言葉には、彼女たちの空白の14年間を一瞬で越えるだけの力があったに違いない。 私に読んでよかったと心の底から思わせる台詞が、一穂ミチ氏の作品にはある。その胸に満ちる波のような快感が欲しくて、私は彼女の作品に手を伸ばすのだ。 子供って、ほとんど自分の家のことしか

        • 【『無能なナナ』第12巻ネタバレ考察】ナナVSナナオ、小野寺兄妹の再会と物語に大きな動き!

        • 【『無能なナナ』ネタバレ考察】小野寺リンと橘ジンの出会いは徴募より前!?【第11巻まで】

        • 【『無能なナナ』第11巻ネタバレ考察】小野寺キョウヤ・リン兄妹の過去と「人類の敵」!

        • 一穂ミチ著『光のとこにいてね』における最高に素敵な愛の告白と、いつだって今が最大のチャンスであること

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          映画『THE FIRST SLAM DUNK』にとても「釈然とした」のでその感動について語る

          初めに言っとく。手元に資料がないのでちょいちょいうろ覚えなのはすまん。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私は原作で山王戦が最高傑作のように言われるのがずっとわからなくて。王者との死力を尽くした戦いだということはわかる。でも、内容はこれまでの他の試合で見たものばかりのような…。目新しいテーマがなく、全体として何が言いたいのかわからないので、読み終わって釈然としなかった。 スポーツ漫画の試合において、「何が言いたいのか」なんて必須ではないことはわかってます。で

          映画『THE FIRST SLAM DUNK』にとても「釈然とした」のでその感動について語る

          【『無能なナナ』第10巻ネタバレ考察】キョウヤの妹が判明!?そして...

          さて節目の第10巻! 初期からの謎のひとつ、キョウヤの妹が誰なのかについて明かされました(仮)ね。今回はそのことと、読み返して見つかった細々とした疑問をまとめていこうかと思います。あんまり考察ではないかも? ※注意※ ※単行本派による考察です。 ※もちろんネタバレあり。 ※原作を確認してはいますが個人の妄想に近いものなので、信憑性は保証できません。 ちなみに前の記事です↓ 以上、それでもいいという方のみどうぞ。 新事実(?)|キョウヤの妹(仮)登場!巻末も巻末、第10

          【『無能なナナ』第10巻ネタバレ考察】キョウヤの妹が判明!?そして...

          表現規制は何のためにあるのか考

          皆さんは、表現規制が何のためにあるのか考えたことはありますか。規制が善か悪は、どこが基準かを考える前に、まず何のための規制なのかがわからないと、議論自体に意味がありませんよね。 「慎み」のための表現規制という考え方表現の自由が保障されているのに、なぜ大っぴらにしてはいけない表現があるのか。あるいはなぜ年齢で可不可を決めるのか。私が思うにそれは、世の中に「慎み」を保つためではないでしょうか。 「慎み」とは「何でも見せればいいわけではない」という、社会生活における常識的な秩序

          表現規制は何のためにあるのか考

          『ナンバMG5』のドラマ化がどう転ぶかはわからないが原作は面白いから是非読んで

          小沢としお氏の名作『ナンバMG5』がドラマ化されるそうじゃないですか。続編の『ナンバデッドエンド』も併せて、他のヤンキー漫画とは一味も二味も違う衝撃作。1クールくらいでどれだけ描けるのか不安はありますが、あの名作をより多くの人に知ってもらういい機会でしょう。 しかし、もしドラマがつまらなくても、お願いだから原作は読んで!  大人が読んでも子供が読んでも面白いし、ヤンキー漫画が好きでも嫌いでも、いろいろ考えさせられてキャラクターたちと一緒に一喜一憂できる名作だから!!! ま

          『ナンバMG5』のドラマ化がどう転ぶかはわからないが原作は面白いから是非読んで

          【『無能なナナ』第9巻ネタバレ考察】新展開!主要人物たちの現状が気になる!

          ※注意※ ※単行本派による考察です。 ※もちろんネタバレあり。 ※原作を確認してはいますが個人の妄想に近いものなので、信憑性は保証できません。 ※今回からキャラ名などの伏字はほぼありません。そろそろいいでしょう。 ちなみに前の記事です↓ 以上、ご了承の上どうぞ~。 いつもは情報整理から始めるのですが、ちょっと今回、個人的に気になるところから手を付けますね!  今回何より気になったのは、終盤に大きく動きを変えてきた橘ジン(変身)! 彼の言動などについて1つ1つ整理してい

          【『無能なナナ』第9巻ネタバレ考察】新展開!主要人物たちの現状が気になる!

          一穂ミチ『パラソルでパラシュート』が絶妙に良かった…みんな夏子の虜になればいい

          にわか一穂ミチファンによる感想です。 これは、夏子の話だと思う。夏子は、作中で演じられるいくつかのコントに登場する定番のキャラクター。すなわち、物語の中の更に架空の人物である。 主人公兼語り部の柳生美雨(やない みう)、お笑いコンビ「安全ピン」の矢沢亨(やざわ とおる)と椿弓彦、そして終盤に嵐を起こしに現れるもう1人がメインの登場人物なのだが、その4人を中心で夏子というキャラクターがきれいに繋ぐ。そのことに4人と読者が気づいてしみじみ納得するまでの物語。 おそらく作者は

          一穂ミチ『パラソルでパラシュート』が絶妙に良かった…みんな夏子の虜になればいい

          【『無能なナナ』ネタバレ考察】本当の黒幕はあの人!?ナナをめぐる登場人物たちの目的・思惑は?

          ※注意※ ※単行本派による考察です。 ※第8巻までのネタバレが含まれます。 ※原作を確認してはいますが個人の妄想に近いものなので、信憑性は保証できません。 ※本文にはネタバレありますが、未読派の方に配慮した表記を心掛けています。 以上、ご了承の上どうぞ~。 今回もいわゆる「おれのかんがえたさいきょうのかせつ」色が強いです。ここまでに分かっていることから、主に未だ明かされていない人間関係について仮説を立てました。そしてその仮説が正しければ、今後どんな展開が待っているのかについ

          【『無能なナナ』ネタバレ考察】本当の黒幕はあの人!?ナナをめぐる登場人物たちの目的・思惑は?

          『ミステリと言う勿れ』ってそういう話?読んでもいないこの先の話をしよう【追記あり】

          『ミステリと言う勿れ』ってほんとにそういう話?多様性とポリコレの時代に、キャッチーな人生訓でバズり続け、10月からはドラマ化も決定している人気漫画『ミステリと言う勿れ』。 この漫画に対する世間の評判がさ、「よく言ってくれた!」「わかる!」「その通り!」っていう、主人公の人生観への共感と絶賛一色なんですよ。私は以前からそれに対して、いやそういう話じゃないでしょって違和感一色だったのですが、そんなところに逆に、主人公が毎回名言でねじ伏せるのってどうなんだよって意見もあるようで、

          『ミステリと言う勿れ』ってそういう話?読んでもいないこの先の話をしよう【追記あり】

          【『無能なナナ』ネタバレ考察】第8巻のキーワード< >が示す意味は?【人類の敵の正体?】

          ※注意※ ※単行本派による考察です。 ※第8巻までのネタバレが含まれます。 ※原作を確認してはいますが個人の妄想に近いものなので、信憑性は保証できません。 ※本文にはネタバレありますが、未読派の方に配慮した表記を心掛けています。 以上、ご了承の上どうぞ~。 前回第8巻の考察を書きましたが、あの時の私ってば、考えが浅いにもほどがありますね! Twitterでフォロワーさんとお話ししているうちに、「おれのかんがえたさいきょうのかせつ」を思いついて1人で興奮したので、ここにしたた

          【『無能なナナ』ネタバレ考察】第8巻のキーワード< >が示す意味は?【人類の敵の正体?】

          【『無能なナナ』第8巻ネタバレ考察】××と◎◎が能力者たちを操り行き着く先は?

          ※注意※ ※単行本派による考察です。 ※原作を確認してはいますが個人の妄想に近いものなので、信憑性は保証できません。 ※本文にはネタバレありますが、未読派の方に配慮した表記を心掛けています。 ちなみに前の記事です↓ 以上、ご了承の上どうぞ~。 前回までの不明点がいくつか多少クリアになり、大きな決断を次巻に持ち越す結末となった第8巻。そこまで大きな新事実はないものの、考察のネタは増えましたね。 今回新たに判明したことを順に挙げ、新情報それぞれについて考察すると同時に疑問

          【『無能なナナ』第8巻ネタバレ考察】××と◎◎が能力者たちを操り行き着く先は?

          【2020ロイクラトン】チェンマイもやもや旅行:2泊3日【後篇】

          さて3日目、最終日です! 「Bella Goose Coffee Cafe」の朝食に大満足!この日は前日のリベンジといいますか、「今日こそチェンマイで美味しい朝食をとるぞ!」という決意のもと、夫とともに7時には身支度を整えました。 前日夜から探して、見つけたのが「Bella Goose Coffee Cafe」。朝7時オープンのカフェですが、ガッツリ朝食も食べられます。 私たちの泊まったホテルからは、歩いて10分かからないくらい。 東側の入り口とテラス席。9時ごろに行

          【2020ロイクラトン】チェンマイもやもや旅行:2泊3日【後篇】

          【2020ロイクラトン】チェンマイもやもや旅行:2泊3日【中篇】

          さて【前編】の続きです。 2日目となる10月31日は、ついにロイクラトン当日! ホテルで朝食を食べて10時ごろに出かけました。 「Dusit D2 Chiang Mai」の朝食ビュッフェは? ホテルの朝は、甘いパンとサラダ、そして紅茶に決まっています(私は)。 といいつつタイ料理と中華も食べるんですけどね。 食後は紅茶。7時頃に席に着いたので、あまり人がおらずゆったり食事ができました。あと料理が熱々なのも◎。旅行するたび毎回思うんですけど、夜更かしするより朝早く起き

          【2020ロイクラトン】チェンマイもやもや旅行:2泊3日【中篇】