かわいそうな目
かわいそうな人、惨めな存在、
分離した欠乏した存在、として見られることに
屈辱を感じる、みたいなのがあった。
この場合は孤独とか喜びをもたらすものがない、みたいな感じだった。
川上さんが中学生だった頃に
お父さんが亡くなった時、
1番辛かったのは周りの大人たちから
かわいそうな目で見られることだった、
と話していて、
コースでは偽り共感とあるけど、
確かにこれはある意味では
攻撃なのかもしれない。
自分が誰かをかわいそうな存在として見ることもあるけど、
無意識に、自分で自分をかわいそうな惨めな
存在、個人とジャッジして決めつけてて、
それが投影されて、
他人がかわいそうだと思ったり、
他人の目というか見下しで屈辱とか痛みを感じてるんだろう。
タマラさんがホームレスの男性を見て、
すごい愛を感じて、
愛の眼差しで見ていたら、
見られているのに気づいたホームレスの男性が
近寄って来て、
「俺を見下しやがって!」
とタマラさんに猛烈に怒った
という話があったけど、
相手の心はまるで見えなくて、
自分の投影した相手のイメージしか見えなくなるから、
敵ばかりの世界観になるけど、
実際には、
自分で自分を見下して攻撃しているという事実よりはまだマシだから、
自分が他人を見下している、または、
他人が自分を見下している、
という知覚に無意識にすり替えているのか。