キャッチしてもらった
8月に関西旅行した時に、
大阪駅の新幹線の降りたとこで、
改札口を間違えて、
在来線とかに行くほうか、
とにかく改札口の外に出られないやつを間違えて通ってしまった。
田舎とは違う巨大で複雑な駅の構造で、
全く勘も働かず、焦った。
事前に特定地域の地図データをダウンロードして、オフラインでも衛星通信で経路検索まで
できるのをその時は知らなくて、
スマホのマップも使えずに迷って、
なんとか駅内の係員さんに事情を話して
改札を出たものの、
仲間たちとの待ち合わせ場所と逆方向の改札を出たらしく、
あー間違えたか、契約がなくてバッテリー死にかけの半壊した携帯で連絡もできないし、
すでに遅れてるし、果たして着けるか、
と焦ったときに、
ちょうど仲間が自分が出た間違えた改札のすぐ近くに見つかった。
自分がなかなか待ち合わせ場所に近い改札口に来ないものだから、
ひょっとしてこっちから出たかな?ちょっと行ってみよう、
予測して来てくれていたらしいんだけど、
なんか、自分では正しい方向が何もわからなくて、
トンチンカンで間違えた方向に歩いてても、
ちゃんとキャッチして、見つけてもらえた、
というか。
生活のほかの局面や心理的な迷いの中でも、
自分では正しい方向が全く分からなくても、
自分ひとりになって、全くどうすればいいか分からず、途方に暮れたような気持ちになっても、
なんか、助けが向こうから自分のいる場所で
自分をキャッチしてくれるのかもな、と思えた。