欲望がないようである
天下を獲る人は欲望がすごい
売れてないときに売れたいと思うのは誰しもおもう。いざ、そこそこ売れたら欲望がなくなる。そこから先に売れる人は、欲望が衰えない。欲望が強いやつが勝つ戦いになる。
あちこちオードリーでニューヨークの屋敷さんが話していたことに共感した。
会社員の天下人
この話は、何も芸能界に限られた話ではない。
私のような会社員でも、同じようなことが言える。
社長・役員=天下人
部長=冠、mc芸人
課長=レギュラー
係長=ゲスト ひな壇
主任=ワンコーナー ロケ
社員=ネタ番組のみ
ここでの定義付けは、出世王道ロードをあえて分かりやすくイメージしているだけであり、
冠やレギュラーが単に偉いとかを言いたい訳じゃない。そこは誤解しないでほしい。
天下人を会社の社長や役員に定義した場合、誰しもがなれないポジションである事がお分かり頂けるだろう。天下人は、会社員にとっても選ばれし者である。そこに到達するには、欲望が衰えないバイタリティ溢れる化け物である。
中間管理職の悩み
そんな私は、やっとレギュラー番組を持つ事が出来た課長にあたる。
係長までは、ひな壇やゲストで番組の責任を担わずにプレイヤーとして暴れて活躍すればよかった。そして、早く出世したいと思っていた。口には出さないタイプだが、ぶち抜いてやるよ!と内心めちゃくちゃ思って働いていた。
そして、その頑張りが認められてレギュラーを持つことになる。課長になり、安定の代わりに自由さを失った。当初は、役職が伴えば、発言権や決裁権などの自由を勝ち取る役立つアイテムを使えると思っていた。実際は、その逆でゴールデン番組は、ルールと責任が荷物となり動きづらくなっている。
他の猛者がいる課長同士でも頭ひとつ抜けないと、次のステージにはいけない。そして次のステージの席がそもそも用意されていない理不尽さもある。どうなってんだよ。
上から下からの無理難題をウーバーイーツくらい簡単に注文してくるから辟易とすることも多々ある。どうなってんだよ。
そしてトラップもある。そこそこの収入が得られて生活も安定している。現状維持が肩を組んでくる。自分に負荷をかけて上を目指そうとする欲望が隅においてやられていく。
何のために、ここまで頑張る?
自分を削ってまで、上にいく必要があるの?
しんどくない?やれんの⁉︎
目標設定が不明確になりがちだ。
自分のキャリア目標がはっきりしていないから、何を目指して努力していいか分からなくなる。自分はこのままでいいのか不安になる。
これが中年クライシスのはじまり。
葛藤する足を止めない
でも、どっかで諦めたくない自分がいる。
それが出世への道の天下人を目指すのか、独立をして別の道を開拓するのか、その答えをまだ持ち合わせていない。現状を足掻いている。
その為、寝る前には自分磨きをしている。
ここでの自分磨きは春日語ではなく主に勉強のインプット作業に充てている。スキルチャージしている。方眼ノートに思考の整理を書き殴ってる。これが将来、選択の助けになることを知っているから。
それに疲れたら、春日語でいうじぶん磨きもする。欲望はまだあるようだ。