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『はりぼて』なのは(ネタばれあり)

え、この人も?次のこの人も?不正の数珠つなぎ…。
これは一体なんなんや…。笑けてくるけど、富山の話で終わらせるわけにはいかん内容。これ、日本の政界の縮図ですやん。

富山の市議会議員の不正を次々に暴き、その実態を地元チューリップテレビの記者がドキュメンタリー映画として描いた『はりぼて』を見た。最後のやりきれなさも含めて、今の日本の姿やと思う。

「みんなやってる」
「悪いと思ってなかった」
「ばれなければ大丈夫」
あぁ、自分もそうだな。と思う。全然他人事ではない。誠実に、正義感をもって、初心を忘れずに、真っ当な仕事を…なんて、1人の人間には持続しない。

だから、どんな仲間が周りにいるか、なのやと思った。映画の議員さんたちは、周りに人はいたけど、結局1人やったんちゃうかな。
僕は、1人になりたくない。

それから、きっと1人の人間が考えられる範囲なんて、自分中心で、大したことない。視野はどんどん狭くなる。だからこそ、いろいろな人と関わっていたい。

それより気持ち悪かったのは、情報開示請求を他部署や議員に伝えていた教育委員会や生涯学習課?の人たち。こっちは滑稽というより、うすら寒い。ナチスのSSそのものちゃうかな。

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