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snafu_2020
「霧の書」
「誰か」が遺した記憶の書
「誰か」の残した足跡
ふだん
「誰も」そんな処に行こうとは思わない
疲れた心に忍び込む虚
影に誘われるように迷い込む森
木立を縫って
そこは靄の立つ場所
木の肌に手をかけて
抜け出そうか
帰らずか
答えを欲しそうに空を見る
木々の丸窓の空はこんなに小さかったのか
ここまで来ればこんなに近い
近いようで遠い森
遠いようで近い森
「誰か」が遺した記憶の書
「誰か」の残した足跡
ふだん
「誰も」そんな処に行こうとは思わない
疲れた心に忍び込む虚
影に誘われるように迷い込む森
木立を縫って
そこは靄の立つ場所
木の肌に手をかけて
抜け出そうか
帰らずか
答えを欲しそうに空を見る
木々の丸窓の空はこんなに小さかったのか
ここまで来ればこんなに近い
近いようで遠い森
遠いようで近い森