恋愛小説 39

どうしてなにが不安なの

だってもう手に入れたじゃない

一番の望みと興味は満たされたはず

光らない宝石より

石ころなのに光輪を纏っていたとしたら

それを拾いたくなって当然よ

「やっぱり。私は身代わりね」

光らなくても宝石は宝石

生まれ持つ貴

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