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2007(22歳)金曜プレステージ 松本喜三郎一家物語〜おじいさんの台所〜 #田中圭

2007.5.4 田中圭さん22歳


横浜の放送ライブラリーで視聴できます

ネタバレ無しレビュー

再生時間は1時間35分

放送ライブラリーで見るなら、ヒロシマが1番のオススメですが、
この作品も、他では見られない若圭の貴重な作品なので、余った時間でちょちょっと拾い見してみても。

圭くんのボリュームとポジション的には、汚れた舌のみっちゃんぐらいかな?

圭くんの役どころは、松本喜三郎(三國連太郎)の孫、吉田安司(よしだやすし)。

喜三郎には4人の娘がいて、安司は長女(高橋恵子)の息子。
長女は、裕福な家に嫁ぎ、豪邸でお姫様のような暮らしをしています。
安司が、真っ白なゴージャスな部屋の、大きなソファでボルゾイを撫でているシーン。

裕福な家のおぼっちゃまだけど、見た目はごく普通の浪人生。

予備校に行かなくなって、ちょっと人生の目標を見失っているけれど、家族は温かく優しい...というところから、物語がはじまります。

公式情報の下に、ネタバレを載せてありますので、もし、放送ライブラリーで最後まで見きれなかった...という方はどうぞ。


公式サイトからの情報

番組ID
200910
放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。

放送日
2007.05.04

分数
96

ジャンル
ドラマ

放送局
フジテレビジョン

製作者
フジテレビジョン

制作社
フジテレビジョン

出演者
三國連太郎、安田成美、牧瀬里穂、山口智充、田山涼成、田中圭、田中実、福田麻由子、猫背椿、小林隆、中山俊、上山竜司、有田水穂、中沢純子、由紀さおり、かたせ梨乃、高橋恵子

スタッフ
原作:佐橋慶女、脚本:大石静、TD:高津芳英、撮影:鈴木富夫、照明:萩原文彦、映像:中村宏、音声:吉田勉、編集:深沢佳文、編集:大方泉、選曲:藤村義孝、音響効果:大森力也、MA:古跡奈歩、技術:瀬戸井正俊、美術:黒田信彦、デザイン:宮崎洋、美術進行:池田正直、衣装:山子美鈴、衣装:川端身永子、化粧:新井みどり、化粧:河本ゆか、化粧:佐藤光栄、衣装:森崎須磨子、化粧:馬場利弘、フード:住川啓子、CG:丹羽央幸、スチール:浜田拓、演出補:日暮英典、演出補:洞功二、制作:藤田光男、記録:木下真理子、協力:大塚晴彦、広報:正岡高子、プロデューサー補:秋山八重子、企画:和田行、企画:中村百合子、プロデューサー:土屋源次、プロデューサー:里雅之、プロデューサー:斉藤あや、演出:永山耕三

概要
娘たちに頼ることなく、余生を自らの手で生きることを宣言した一人のおじいさんが主人公。現代の老人が置かれた状況や高齢化社会の抱える問題点などを、明るいコメディータッチで描いていく。原作:佐橋慶女。◆長年連れ添った妻に先立たれた喜三郎(三國連太郎)。80歳にして家事などしたことがなかった。炊事に洗濯、掃除などを、三女・夕子(安田成美)ら4人の娘たちに学んで生活する。頑固な喜三郎と娘たちはしばしば対立。なにしろ妻に全てを任せていたおじいさんだ。生活していく術の全てを教えなければならない。娘たちの心配は尋常ではない。四人姉妹はそれぞれの生活をオーバーラップさせながら、父・喜三郎にいろいろ教え込む。やがて春夏秋冬、四季が移り変わり、喜三郎は妻の一周忌を迎える。

受賞歴
ギャラクシー賞(第45回奨励賞)
放送ライブラリーホームページより


演出は、永山耕三さん

松本喜三郎一家物語_〜おじいさんの台所〜

松本喜三郎 - 三國連太郎
松本夕子 - 安田成美
河野末子 - 牧瀬里穂
勝田正夫 - 山口智充
吉田安司 - 田中圭
河野俊彦 - 田中実
吉田久司 - 田山涼成
山田幸子 - 由紀さおり
松本陽子 - かたせ梨乃
吉田暁子 - 高橋惠子
Wikipediaより

ネタバレレビュー

圭くんの出番は、冒頭のおばあちゃんのお葬式のシーンから。

親戚のみんながビールを飲む中、圭くんといとこ2人はジュースを飲んでいる。なんか可愛い。

おじいちゃんについては、公式のあらすじ通り。

安司は、優しい両親に裕福な環境、恵まれているように見えますが、自分の夢と目標を見失って、
おじいさんの家に、家出して来ます。

夕子(安田成美)の幼馴染で、恋心を抱いている、商店街の魚屋かっちゃん(ぐっさん)は、一人暮らしのおじいさんのことを何かと気にかけてくれる。

みどころは、嵐の夜に桜の木を守るシーン。

嵐の中、おじいさん、かっちゃん、安司の3人は、桜の木に杭を打ち、若木が折れないように一晩抱いて過ごします。

結末は...

以下、ラストシーンネタバレ

ラストは、おばあさんの一周忌で、家族それぞれが新しい一歩を歩き出すシーン。


妻の亡くなった家で、1年だけ一人暮らしをさせて欲しいと願った喜三郎。

1年経って、また、この家で暮らし続けることを決めました。

夕子が生活を心配して家中に貼ってくれた貼り紙は、もうすっかり頭に入ったのか、
爽快にビリビリと剥がして行きます。

そして、1枚だけ、自分で半紙に墨で書いた貼り紙を。

腹八分目
おしゃれ
一日三回のウガイ
食後に歯磨き
三品以上のおかず

お隣の山田さん(由紀さおり)に、『子供たちに一人暮らしを反対されて、偽装結婚をしてくれないか?』とプロポーズ?されますが、『悪いけどアンタは好みのタイプじゃない』と断ります。山田さんは、あっさり引き下がり歌を歌って去っていく。

長女、暁子は、娘に赤ちゃんが産まれて、孫ができて幸せそう。

次女、夕子は、大手出版社から中小出版社にスカウトされ、収入は減るけど自分の思い通りの仕事ができる道を選びます。かっちゃんとも、いい感じになりそう?な気配。

三女、陽子は、今日はフラメンコ?の大事な晴れ舞台で、不在はいつも元気の証。

四女、末子は、夫に対抗して縋り付くのをやめ、離婚して出直すことに。

安司は、嵐の夜に自分の夢を見つけたようで、植木職人として弟子入りします。(びっくり!)

ほっこりとしていますが、いろいろと考えさせられるお話でした。


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