![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5247318/rectangle_large_f52f1a6982fa62296f74e0dafb17be1f.jpg?width=1200)
Weekly R-style Magazine 「読む・書く・考えるの探求」 2017/11/13 第370号
はじめに
はじめましての方、はじめまして。毎度おなじみの方、ありがとうございます。
現在は、2017年12月発売予定の『僕らの生存戦略』に取りかかっています。
すでに8万字ほどの原稿はあるのですが、そこに2〜4万字の書き下ろしを追加し、さらに全体を整えて10万字ほどにまとまったらいいな、と考えているところ。正直、まだ書き下ろしが完成していないので、どのようにまとまるかはまったく不明なのですが、あまり長すぎるのもよろしくないだろうと思うので、鋭意調整予定です。
この本は、「月くら」計画の最後を飾る本でもありますし、ここ数年の私が考えてきたことをまとめる本でもありますので、なかなか気合いが入っております。
お楽しみに。
〜〜〜メルマガ大賞〜〜〜
11月30日まで、まぐまぐ!さんにて「まぐまぐ大賞2017」が開催されております。
◇まぐまぐ大賞2017 -メルマガの日本一はあなたが決める!
もし、このメルマガを推薦してあげてもいいよ、という方がいらっしゃる場合は、以下のページの「このメルマガをまぐまぐ大賞2017に推薦する」リンクからだと入力フォームに情報が入力された状態で応募できますので、よろしければお願いいたします。
◇Weekly R-style Magazine まぐまぐ!
〜〜〜貢献と消耗〜〜〜
消耗した感覚を、貢献の感覚と重ねること。
簡単に言えば、「すごく疲れたことをしたから、相手のためになることをやっただろう」という感覚。
これは、結構危なっかしいです。
それは、「疲れたことをしたからといって相手のためになることをやったとは限らない」のももちろんあるのですが、それ以上に「自分は疲れたことを今していないから、相手のためになることができていない」という認識にもつながってしまいます。
そういう生き方って結構疲れそうです。
〜〜〜読みの強度〜〜〜
とある事情によって、今KJ法について考えています。しかも、徹底的に考えています。
これまで何度もKJ法の手順は解説してきましたが、「そもそもKJ法は何をやっているのか?」をここまで具体的に掘り下げて考えるのははじめてかもしれません。
で、そうした思索を進めるために、何度目かとなる『発想法』と『続・発想法』を手に取っているのですが、まさにこういう行いこそが読み{あるいはdeep reading)なのだな〜と深々と納得しています。
読む、読み重ねる、読み解く。
字面を追う以上の何か。何かのために、情報を自己の中で解釈、再構成すること。
たぶんそれが、一番強い読みの強度なのでしょう。
〜〜〜業務日誌〜〜〜
できるだけ、業務日誌的なものを書こうと努めています。やはり書き残しておくと後々役に立つ情報というのはあるものです。
仕事を手帳で回していたときは、そうしたものは手帳や専用のノート(大学ノート)を使っていました。現状は、パソコンが主戦場なので、当然業務日誌もデジタルツールでの入力になります。問題は、どのツールを使うか、です。
これまで、たくさんのツールを試してきました。テキストエディタ、アウトライナー、専用のログツール、エトセトラ、エトセトラ。渡り歩いてはみるものの、どれもしっくりはきません。
結局、「すべてをEvernoteに集約する」という理念のもとで、Evernoteに作成しているデイリータスクリストに書きつけるようになり、それが長らく続いていました。
しかし、一時期Evernoteのクライアントが不安定な状態が続き、同期の競合エラーが頻発していたので(今は直っています)、一時避難としてテキストエディタに業務日誌の記録場所を移すことにしました。
一日分のテキストエディタに書き留めておき、それを翌日まとめてEvernoteのノートにペーストする。こういう手順です。
明らかに回りくどくはあるのですが、一つのメリットに気がつきました。それは、「日誌を見返す機会が増える」、です。
これまでだと、機能の業務日誌は「あえて」見に行かない限りは目に入らなかったのですが、コピペするようになって、次の日に前日の業務日誌が目に入るようになります。すると、そうそう昨日はあれをしていたっけ、と想起が発生します。記憶がつながるのです。
このような想起は、紙の手帳なら頻繁に発生していたのですが、「その日の分だけ」を的確に表示できるデイリータスクリストではまず発生しません。手間をかけるのも、そう悪いことではない、ということなのでしょう。
結局今は、テキストエディタではなく(開発中の)7wrinerに業務日誌を書きつけるようにしているのですが、それについてはまた次回にでも紹介してみましょう。
〜〜〜Q〜〜〜
さて、今週のQ(キュー)です。正解のない単なる問いかけなので、頭のウォーミングアップ代わりにでも考えてみてください。
Q. あえてかけている「一手間」は何かありますか?
では、メルマガ本編をスタートしましょう。
今週も「考える」コンテンツをお楽しみください。
――――――――――――――――
2017/11/13 第370号の目次
――――――――――――――――
○BizArts 3rd 「体系化が抱える問題」
タスク管理を掘り下げていく企画。連載のまとめに入っています。
○SS 「バス」
読み切りのショートショートです。
○新しい時代の知的生産の技術 「規格化と知的生産」
週替わり連載。今週は久々の知的生産話。
○Rashitaの本棚 『アイデア大全』と『知的生産の技術』
Rashitaの本棚から本を紹介するコーナー。普段は一冊か、三冊の本(巴読み)ですが、今回は二冊の本を横に並べながら紹介してみます。
○アプリ開発日記あらため、7wriner開発日記 vol.5
最近注力しているWebツールの開発顛末を書いています。
※質問、ツッコミ、要望、etc.お待ちしております。
ここから先は
¥ 180
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?