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あなたのタスク管理ってどうなってますか?

まったくもって、ぜんぜん想定していなかったのですが、『「やること地獄」を終わらせるタスク管理「超」入門』(以下やるおわ)を読んで、自分のタスク管理について整理してみたくなった、という声をいくつか聞きました。

この本では、タスク管理を始める人向けにさまざまな情報を示した上で、実践をスタートさせた後に発生する課題も先回りして言及していますので、その部分はたぶん中級者向けではあるのでしょう。RPGで、冒頭に絶対勝てないボスキャラにボコボコに負けてから本当のストーリーが始まる、みたいなのがありますが、それに似ているかもしれません。一回負ける部分までが「導入」なのです。

話が逸れました。

以下の記事でもご紹介頂いているように、この本は「考える人のための本」です。

ぜひこの機会に、タスク管理について考えてみてください。考えを深めてみてください。これは、考える人のための本なのですから。

おそらくそれが、すでにタスク管理を行っている人の「考える」トリガーも引いてくれたのかもしれません。

というわけで、お聞きします。「あなたのタスク管理ってどうなってますか?

いろいろな「自分の方法」

以前書きましたが、私はデイリータスクリスト方式を長年採用しています。使うツールはかわれど、基本的なやり方はずっとこのままです。

もちろんこれが、唯一絶対の普遍的な方法でない、ということは やるおわ の中でも書きました。これとは全然まったく違う方法で、日々の「やること」を管理(あるいは制御)しておられる方はたくさんいるでしょう。

それが、知りたいわけです。

「えっ、でも、自分はできるビジネスパーソンとかではないし……」

むしろ、思うのです。この社会にはできるビジネスパーソンの割合など非常に限られており、そうでない人の方が多いのではないかと。で、案外参考になるのは、自分と近しい人たちの日々のやりくりではないのかと。

だから、もし機会があれば、その方法を紹介してみてください。ツイートでもnoteでもブログ記事でも構いません。書く場所がないなら、この機会にScrapboxのアカウントを作ってみてもいいでしょう。

何を対象にしているのか、どんなツールを使っているのか、どういう情報の流れがあるのか。書くことは、案外いっぱいあると思います。さらに、ちょっとした工夫なんかがあるかもしれません。そういうのが良いヒントになったりもします。

唯一絶対の正解がないのだとしたら、むしろ他の人のやり方はヒントの貯蔵庫となります。そういうのはバリエーションが広ければ広いほどいいのです。全体のうち99%は合わなくても、このやり方だけは使える、みたいなものが見つかるかもしれませんからね。

なので、どんどん皆さんの「自分のやり方」が共有されたら嬉しいなと思います。

さいごに

もう一つ言えば、そうして紹介しようと思えば、必然的に自分のやり方について思いを馳せることになります。考えることになります。

それはそれで、もう一歩前に進むために役立つかもしれません。これは、長い間ブログを書いていて自分でも強く実感することです。それについて書くと、それについての思考が進むのです。これは結構嬉しい副産物です。

もちろん、そんなことにコミットメントを負いたくない、という判断もまたありです。私は別に、皆さんの「やること」を増やしまくりたいわけではありません(それについては非常に慎重になっています)。一通り、この記事を読み返してみて、「ふむ、自分でもやってみようかな」と思えた場合にだけ、コミットしてください。

ほら、そういうとき、どうします? タスクリストに登録します? それともカレンダーに?

そういう話が聞いてみたいのです。

※この記事はR-styleに掲載した記事のクロスポストです。


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