ラシンを卒業する日
タイトルの通り、11月末日をもって4年と1ヶ月働いたラシンを卒業します。
私が入社した頃は、机1台で全メンバーが収まるような状態で、今のような席が足りない、会議室が混んでいるというような悩みができる姿なんてまったく想像できていませんでした。
そう考えると本当にあっという間だったなと思っています。
そして、7月はじめに退職を決意してからの4ヶ月。
退職日はまだ先、まだ先と思っていたら、いつの間にか当日になってしまいました。
想像以上に、退職までの月日はあっという間。
良くも悪くも退職までの数ヶ月が本当に充実したものでした。
◉ライターとしての充実
この数ヶ月の中で、私はちゃんとライターをやれていたのか?という、長年の間抱いていた漠然とした疑問の答え合わせができたような気がします。
これまではラジオの音声広告のライティング9割で制作を行なっていたので、自分が関わった制作物に対する良し悪しに対して、いつも不安を抱えていました。
ですが、退職決定を機に、引き継ぎや組織体制の関係で、音声広告だけでなく、HPのライティングにも関わる機会ができました。
お客様へのヒアリングで強みを気づかせる質問ができたり、ディレクターメンバーにライティング講座やFBをして喜んでもらえたり、関わる領域が一気に広がったことで、今までライターとしてちゃんとやれていたんだなと、体感することができました。
そのおかげで、私自身ライティングそのものが好きであること、お客様に喜んでもらうために試行錯誤することが好きなんだと再認識できました。
今回の退職に伴い、業務に大きく影響が出てきたディレクターメンバーのみなさん、本当にすみませんでした。そしてありがとうございます!
さらに、ラジオ広告ではクリエイティブに対して意見を聞かれる機会も一層増え、自分が今まで積み重ねてきた経験は長い時間の中で一つの自信につながるものだと再認識しました。
◉組織としての充実
個人的に大きかったのは、ライターとして、ではなく、ライターチームとしてクリエイティブ制作に臨めた経験がとても感慨深かったです。
ライターとして濱田くんが入社し、元々ディレクター業務をしていた坂本さんがライターを主軸として動いてくれるようになり、社員に仲間がいるっていうのはすごく心強いことだと思いました。
ありがたいことに、二人とも真摯に引き継ぎと向き合ってくれて、本当に助かりました。チームで物事に臨むって本当に素晴らしいことだし、私はやっぱりチームで働くことが好きだなと実感しました。
ただ、もう二人の成長のサポートをすることができないのだと、悔しく思います。できるだけ伝えるようにしたものの、まだまだできることはあっただろうなと思うばかりです。
ですが、二人のおかげで私がずっと憧れていたチームで働くという夢が実現できたのは、間違いありません。
そして人に教えたり、伝えたりするということを再認識できました。本当にありがとうございます!
◉本音を話せる存在の重要さ
ラシンで頑張ってこれたのは、初期メンバーの存在がとくに大きいと思います。とくにやなせちゃん、松尾さん、道原さんには業務の相談をはじめ、いろいろな話を聞いてもらいました。
先日制定されたラシンのルールの中に「ネガティブな発言をしない」というものがあるんですが、私はネガティブな発言をまぁまぁする方だと自覚しています。
もちろん、会議などで根拠なくやりたくない、みたいなことは絶対言いませんが、外の天気がいいだけで「なんで私は仕事をしているんだろう・・・?」と思うし、口に出します。「きつい」も言っちゃいます。でも本音なので、押し殺すとしんどいんですよね。
そんな私の本音を聞いてくれるのが、やなせちゃんや松尾さん、道原さんでした。本音を言える、素の自分を出せる存在が、同僚の中にいるって本当に心強いですよね。今いるメンバーにもそんな存在がいて欲しいなと思います。
これから環境が変わるので、そんな存在ができるのかな?という一抹の不安は拭いきれませんが、これも一か八かなので、「できる」に全ベットしたいと思います。
◉圧倒的感謝!
最後に改めて伝えたいことは、本当にありがとうございます!ということです。
ラシンだから出会えた人たち
ラシンだから得られた経験
ラシンだからついたライターとしての自信
ラシンだから見つかった次のステップ
ラシンでしか得られなかったことがたくさんあります。
この4年間でそういう経験ができたことは、本当にありがたいです。
4年の月日はいいことばかりではありませんでした。
悔しくて泣いたこともあったし、もどかしい思いももちろんありました。
ただ総括して4年前に「ラシンに入社する」という選択肢を選んで、本当によかったと思います。
次のステップへ進むことがよかったかどうか、ここからは本当に自分次第です。思い入れの深いこの会社を離れる以上、数年後の自分が「あの時、ラシンを卒業してよかった」と思えるよう、私自身で納得できる未来を切り拓いていきたいと思います。
自分語り、大変失礼しました。
みなさんの活躍を別の場所から応援しています。
今までありがとうございました!
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