推しが卒業するってよ。
こんにちは。鶴田です。
今月はオシゴト(推し事)に重大なトピックスが発生しました。
推しのグループ卒業です。
櫻坂46の守屋茜ちゃんと渡辺梨加ちゃんが卒業、12月10日の『櫻坂46 1st anniversary live」が最後のライブということを発表しました。ファンとして推しの卒業というのに、現地へ行けないことの辛さですよ。今までたくさんの元気と可愛いをくれた人たちに、感謝の気持ちを伝えることができないなんて。
最近は本当に便利な世の中になったもので、ライブを家で見れるんですよね。17:30開場、18:30開演ということで、ちょっと悩んで推しの最後の晴れ姿はしっかりこの目に焼き付けることにしました。(午後有休とりました)
ここでひとまず推しについてご紹介しますね。
坂道グループ初の副キャプテン。鬼の軍曹:守屋茜
私の櫻坂における最推し、守屋茜ちゃん(以下:あかねん)は櫻坂46の前身である欅坂46の1期生メンバーとしてデビューを果たしました。彼女は乃木坂・日向坂(旧:けやき坂)の坂道グループの中でも初めての副キャプテンという立場を与えられ、超パフォーマー集団である欅坂46を副キャプテンとして陰ながら支えてきました。
正直デビュー当初の印象はあまりなく、歌もダンスも特出しているという感じではありません。そんな彼女を推したくなる最たる理由は『いつだってガチである』ということ。何事にも一生懸命なのです。もともとスポーツマンで、負けず嫌いな性格ですが、アイドルの世界でもその根性をガンガン出していてとても魅力的でした。
もともと欅坂46 というグループは、歌のメッセージ性やパフォーマンスの激しさに相反して、人前に出て自己主張をすることが得意でない子が多いグループです(あくまで私主観で)。そのため欅坂46時代の冠番組『欅って書けない?』では、時折メンバーが前に出なさすぎて、番組自体の盛り上がりに欠けてしまうなんてこともしばしばありました。そんな中で、番組をどうにか盛り上げようと奮闘してくれていたのが、あかねんなのです。
軍曹発動シーン
何事にも本気で取り組むので、時には顔がガチすぎて怖いくらい。笑
最終的にはアイドルらしからぬ「軍曹」「ガチ」という異名を持っていました。でもそれだけアイドル活動に対して本気で取り組んで、自分なりに答えを出して取り組む姿がとても魅力でした。そして、何かと報われないのもまた一つ愛嬌でしょうか。外ロケに行きたいのに、負けて泣いちゃう姿は思わず応援したくなりますよね。見れば見るほどに魅力的。
また、美容への探究心が凄まじく、グループの美容番長でもあります。美にいいものを食べようとするあまり、冠番組では「妖怪無添加さがし」と揶揄されるほど。でも、そのストイックさからデビュー当時と比べると垢抜けっぷりはとんでもないです。美しい子が頑張る姿なんて、推さずにはいられないですよね!
顔の造形が優勝。不器用さも可愛い:渡辺梨加
私を欅坂46沼の入り口に立たせてくれた渡辺梨加ちゃん(以下:ぺーちゃん)。
ペーちゃんもあかねん同様に2015年に欅坂46の1期生メンバーとしてデビューをしました。特出すべきは何よりもビジュアルの良さ。お人形さんみたいな顔立ちが可愛いったらありゃしない。まさに、生きるリカちゃん人形!
欅坂46のデビュー曲でもある『サイレントマジョリティー』ではフロント(1列目)を担当しており、「何この可愛い子!」とあまりの可愛さに一目惚れし、欅坂46について調べるようになったことを今でも覚えています。笑
ペーちゃんの不器用さはグループの中でもかなり目立ちます。自分の気持ちを話すことが苦手で、バラエティーにおいても「う〜ん」とか「・・・」とか、テレビで沈黙って許されるんだと思ってしまうほど。従来ではアイドルは前へ前へ出ていくことが一般的とされる中で、うまく話せない子が普通にテレビに出演して放送されていることにある意味衝撃でした。しかも顔が良すぎて、画面が持つ。
ぺーちゃんがしゃべらない動画
アイドルである以上プロ意識を持ってという厳しい言葉もありますが、アイドルなのに裏表がなく、それで人を惹きつけられるぺーちゃんはすごいなと純粋に思います。おそらくペーちゃんの人徳の結果なのでしょう。
どんなにバラエティで話せなくても、あの激しいパフォーマンス練習を乗り越えているなら、相当な努力をしているはず。バラエティで見える姿が全てじゃなくて、変わりたくてもうまく変われない、上手くやれたらいいけどできない、まさに等身大の女の子の成長を見ているようです。
「渡辺梨加は青空のように全てを包み込む、みんなの優しいおねえちゃんだった」と卒業セレモニーのナレーションであったんですが、本当にまさにその通りで。いつも笑顔で辛い人のそばに寄り添うペーちゃん。要領もいい方ではないけれども、たくさんの努力を重ねてきたからこそ、人の痛みに寄り添える。人徳のあるペーちゃんがアイドル活動を通して成長してきた姿はまじで泣けます。今後はどんな風に活躍するのか楽しみです…。
大好きな人の卒業を見届けるということ
今回12月10日の『櫻坂46 1st anniversary live』にあたり、あかねんとペーちゃんの卒業セレモニーが開催されました。正直、欅坂46だときちんと卒業セレモニーがあったのって、長濱ねるちゃん以来な気がします。平手友梨奈ちゃんも鈴本美諭ちゃんとかもすごく好きでしたが、きちんとお別れの言葉を聞くことなく、グループを離れてしまいました。だからこそ、好きな人がステージに立つ最後の姿、最初から最後まで見逃したくないと本気で思いましたし、セレモニーという形で新しい門出を見届けることができたことをすごく嬉しく思います。
多分卒業セレモニーの詳細まで書いたら、とんでもない文字量になりそうなので、個人的泣いたポイントをいくつか。
セレモニーが始まるその前、なんだったらLIVEが始まる前ですね。影アナと行って開演にあたっての注意事項をメンバーがランダムで読み上げるんですが、ペーちゃんとあかねんが読んでくれました。終わりの始まりが迫ってきたように感じて、その時点で涙が。
LIVE中は要所要所で涙のダムが決壊していました。でもやっぱり卒業セレモニーはダメですね。泣いちゃうよ。泣きすぎて翌日まで頭痛がえぐかったです。
今在籍しているメンバーが2人のようにファンやメンバーに送り出され、新たな門出を迎えて欲しい限りです。
ここにきて青空とMARRYはずるい
↑ここに美しいぺーちゃんあかねんがぎっしり詰まっています。
卒業セレモニーで特に印象的だったのは、「青空とMARYY」というユニットの楽曲を披露したこと。
これ多分、欅坂時代からファンだった人は発狂ものです。
そもそも「青空とMARRY」は、今回卒業する守屋茜・渡辺梨加に加えて櫻坂46キャプテン:菅井友香、渡邉理佐、既に卒業してはいますが志田愛佳の欅坂46の中でもビジュアル担当で組まれたユニットです。
楽曲の人気度も高く、欅坂46時代ではLIVEで披露すれば大盛り上がり!
しかし、欅坂46から櫻坂46になって1年。欅坂46時代の楽曲を聴きたくても、LIVEでは頑なに披露されないというもどかしさを感じていました。もちろん櫻坂46 の楽曲も大好きですし、かっこいい。しかしながら、欅坂46の楽曲自体が好きだった私としては、大好きな楽曲のパフォーマンスを見れないことに対して悲しさも積もっていました。
そんな中ですよ。
卒業セレモニーであかねんとぺーちゃんが最後にやりたいと選んでくれたのは、欅坂46時代の青マリの「ここにしかない足跡」「青空が違う」だったのです。
欅の亡霊発動しました。
もう二度と聴けないと思っていたからこそ、聴けたことが嬉しくて。
欅坂46時代の楽曲を2人が最後の曲で選んでくれたことも嬉しくて。
二人の選んだ曲を披露させてくれる運営さんの寛容さにも嬉しくて。
嬉しそうに歌う青マリのメンバーを見れたことが嬉しくて。
まさに感無量、涙洪水。
あかねんとペーちゃんを推していてよかったなと心から思います。
推しは推せる時に推せ!
ヲタ界隈では有名な言葉ですが、本当にこれに尽きます。好きなものがあることは素晴らしいこと。
「会える」「見れる」「課金できる(笑)」
その瞬間を大切にしないとなと今回の件で思いました。
二人の卒業セレモニーで増本綺良ちゃんが贈った言葉
「別れではなく、出会えたことに目を向けていきたい」
この言葉を胸にオシゴト(推し事)を頑張って行きたいです。
櫻坂46に特別な推しメンというのは正直いなくなったけど、パフォーマンスが大好きなのでこれからも箱推ししていきます!
好きなもののために、今日もお仕事頑張ります!