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最近読んだ本がとても刺さった件。「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」

こんにちは。ラシンの茂木です。
今日は最近読んだ本の中で刺さった文章について紹介します。

本のタイトルは、「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント(著:エリック・ジョーゲンソン 翻訳:櫻井祐子)」。
2022年8月に初版発行された本なので、割と新しい本です。

Twitterでたまたま見た以下の投稿を見てポチって、読んでみました。

『この本ガチでヤバいです。ここ数年で一番衝撃。起業してから数年ずっと考え続けてた、「どうやって富を得るのか」の本質的な仕組みやメンタルモデル的なことが、わかりやすく言語化されている。これを見た方は騙されたと思って読んでください。広告でもなんでもないです。』

Twitter:@HiroALPACAさん

ナヴァル・ラヴィカント氏とは?

インドで生まれ、9歳の時にアメリカ・ニューヨークに移住したナヴァル・ラヴィカント氏は、25歳でエピニオンズ(レビューサイト)を創業。
その後、初期のTwitterやUberなどにも投資し、エンジェル投資家としても成功を収めてきたシリコンバレーのスタートアップ界でアイコン的な存在とされている方です。この本はそんなナヴァル・ラヴィカント氏の金言を集めた本です!

心に残った6つの金言

本の中で特に考えさせられた言葉を抜粋しました。

①自分の「名」のもとに取り組む

説明責任を引き受け、君の名のもとに事業リスクを取れ。社会はその見返りとして、君に責任、エクイティ、レバレッジを与えてくれる。
ー 言っておくが、現代社会で下方リスクは限られている。一般に、正直で誠実に努力する人は失敗しても許されるのだ。失敗に関してはそう恐れることはないのだから、説明責任をもっと果敢に引き受けよう。

本著より抜粋

②100%のめり込めないなら「大差」で負ける。

今すでに得意でないのなら、夢中でないのなら、君には向いていないのかもしれない。ー 君が本当にのめり込めるものに集中しよう。君がそれに100%のめり込んでいなければ、100%のめり込んでいる誰かに負ける。しかも、僅差で負けるのではなく、大差で負けてしまう。

本著より抜粋

③一生のうち3つの大きな「決定」

Q.フォロワーからの質問)これからスタートを切ろうとしている若い人にとって、一番大切なことは何でしょう?

A.
大きな決定にもっと時間をかけることだね。
若いときに下す大きな決定は、基本的に3つある。「どこに住むか」「誰と恋愛するか」「どんな仕事をするか」だ。
私たちは誰と恋愛をするかを決めるのにほとんど時間をかけない。仕事にとんでもなく長い時間を費やすのに、どの仕事に就くかを決めるのにほとんど時間をかけない。住む場所で人生の軌道がおおかた決まってしまうのに、どの街に住むかを決めるのにほとんど時間をかけない。

本著より抜粋

④迷ったら答えはノー

心を決められないなら、答えはノーだ。なぜなら現代社会は選択肢に溢れているからだ。これでもかというほど選択肢がある。地球上には70億の人がいて、全員がネットで繋がっている。何十万ものキャリアが開かれている。選択肢は本当にたくさんあるんだ。

本著より抜粋

⑤欲望とは、「欲しいものが手に入るまで不幸でいます」という契約を自分自身と交わすことである

欲望とは、「欲しいものを手に入れるまで不幸でいます」という契約を自分自身と交わすことだ。ほとんどの人は、このことを自覚していないと思う。
君が何かを欲していることに気づいたら、「それを手に入れなければ不幸になるほど自分にとって大切なのか?」と考えてみよう。すると、ほとんどの物事がそうじゃないことがわかる。

本著より抜粋

⑥行動は性急に。結果には寛容に。

やらなくてはならないことはつべこべ言わずにやろう。待つ必要がどこにある?待っていても若くはなれない。人生はどんどん過ぎていく。ー 何かをやると決めたら、できるだけ早く、一心不乱にやりたい。でも結果は寛容に待とう。何事にも複雑な仕組みと多くの人が関わっているから、そう簡単に結果は出ないんだ。ー 行動は性急に、結果には寛容に、だ。

本著より抜粋

勉強になる言葉がありすぎて、ほんの一部だけ紹介いたしました。
冒頭でも記しましたが、ナヴァル氏はインドからアメリカに移った移民です。貧しい移民時代から這い上がってアメリカンドリームを叶えたナヴァル氏だからこそ、一つ一つの言葉に重みがありました。
倫理的に富を築くための考え方から、幸福を手に入れるためのマインドセットなど、明晰に言語化された内容が詰まっています。
これから社会に出る学生さんや若手ビジネスマン、中堅ビジネスマンまで誰が読んでも自身の成長のヒントになるような内容でした。

最後に

また、この本の中で彼は、とにかく読書をせよということを言葉を変え、繰り返し伝えてくれています。以下プラスαの金言です。

実を言うと、私は人が思うほど読書をしていない。せいぜい1日に1、2時間だね。だがそれでも世界のトップ0.00001%には入る。私が人生で何らかの物質的成功を収め、何らかの知性を得ているとしたら、それはひとえに読書量のおかげなんだ。現実の人間は1日1時間も読まない。たぶん1日1分も読んでいないだろう。読書を本物の習慣にすることが、一番重要だ。

本著より抜粋

数学、科学、哲学の偉人たちの本を読もう。現代人とニュースは無視しよう。まわりに同調するな。社会的承認より真実を優先しよう。

本著より抜粋

ラシンに入社するまでは本を読む習慣がなかった自分ですが、入社してすぐに原さんと武さんに「本は読んだ方が良い」と強く薦められたのを思い出しました。

まだ数学や科学、哲学の本を読むまでには至っていませんが、今後は避けずに挑戦してみたいと思います。

また、ナヴァル氏は「金儲けのために書かれた本は信用できない」という考えから、この本の電子版を完全無償・無条件で提供していますので、よければ読んでみてください!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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