ラシンのMVV ミッション・ビジョン・バリュー
ラシン代表の原です。今回は、「MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)」について書きたいと思います。
弊社は今年で10期目を迎えます。設立時はひとりでしたが、仲間も増え、事業もカタチになり少しづつ会社としても成長してきたこのタイミングでMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を策定することにしました。
ミッションについては以前より策定していました。3期目、当時メンバーが3名くらいになった頃にその必要性を感じ、会議で発表していました。
ミッションは企業の「存在意義」を表し、ラシンがなぜ存在するのかを定義したものです。当初はスローガンのみでしたが、その真意をあらわすための説明文も作成。会社を立ち上げた根幹の想いがここに詰まっているので、メンバーだけでなく、パートナー、クライアントに対してもラシンが何者かを理解してもらう上で欠かせないものだと考えます。
これまではそれで良かったのですが、10期目ともなると事業や組織も大きく変わってミッションだけでは不十分だと感じるようになりました。これまでやってきたこと、今後やっていきたいこと、我々の提供価値は何だろうかと考え、議論を重ねた末にビジョン・バリューを策定しました。
ミッションは企業の「存在意義」を表し「なぜ」その企業が存在するのかを示すのに対して、ビジョン(Vision)は企業が「何を」実現したいのかという未来の理想像を描いたものであり、企業が目指す到達点や成し遂げたい目標をあらわします。
さらに、バリュー(Value)は企業が「どのように」その目標を実現するための社会に対する提供価値は何なのかを明確にしたもので、組織全体の一貫性を持たせるための指針となります。
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)が定まることで、メンバー全員が共通の目的や価値観を共有し、一糸乱れぬ鳥の群れが目的地に向かって飛翔するかのように、組織全体が素早く同じ方向に進むことが可能になります。さらに今回は上記に加えて、Culture、Philosophy、Ruleも策定しました。メンバーを中心に議論を重ね、ラシンらしいものを作ってくれました。
頼もしい仲間に支えられ、少しずつ成長を遂げているラシンですが、正直なところ、私自身は「まだ成し遂げたいことの1合目にも辿り着いていない」という気持ちです。これから先も長い道のりが続きますが、今回策定したMVVをはじめ、共通の価値観を大切にしながら、一歩一歩、未来を切り開いていきたいと思います。