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3Dプリンタでマスクを作るよ!
こんなご時世で、マスクを入手できていない人もまだいらっしゃる模様。
いろいろ自作する方法とかネットで流れてきていますが、せっかく家に3Dプリンタがあるのだから、ちょっとつくってみようかなと挑戦してみました。
データを公開してくださっているところもすでにあり、ざっと検索したら
この2つのところがSTLファイルを公開してくれています。
後者のfabcrossで紹介してくれているところのやつが、フィルターを挟んで使う形でよくできていそう。
これですね。
さっそく、そこからデータをいただいてプリントしてみます。
家にある3Dプリンタはコレ
造形サイズが12cm x 12cm x 12cmなので、ちょっと小ぶり。
普通にプリントしようとすると↑のように端がはみだしてしまいます><
公式サイトにあるような
これくらいのテーブルサイズがあると、余裕でプリントできるうえ、インナーも一緒にすれてよいのですがー。
で、(どうせ顔ちいさいし)縮小してプリントするか、公開されているsmallサイズのをプリントしようかともおもいましたが、データを回転させて斜めにして
このように配置してみました。ぎりっぎり入りますね。インナーもかさねてプリントできそうです。
一度擦ってみたらプリンタが故障してしまって焦りましたが、なんとか治ってくれました。ばりばり擦ります(∩´∀`)∩
チョップしたら治った!✌️ pic.twitter.com/SNuAGbqyIT
— 神楽坂らせん@,,Ծ‸Ծ,, (@auxps) April 11, 2020
プリント結果
↑は垂れ下がり防止でサポート材をONにしてプリントしたもの。中央の柱ですが、実際にはこれいりませんでした。サポート材設定をOFFにしても綺麗に擦れます。
※でも、ほんとうにぎりぎりでした。UpMiniの造形テーブルって、iPhoneXの画面みたいに奥がわに切り欠きがあって、そこは本来擦れないんですよね。
↑緊急時ということで、無理やりそこにもちょっとはみ出してプリントしてます>< (こういうことをしているから故障したのかも!?><)
サポート材をべりっとはがした状態
このインナーをくぼみにぽちっとはめると
こうなります。
このインナーとアウターの間にフィルターをいれるわけですね。フィルターは布か紙か、これは自分で用意しないといけません。
このマスク両脇のくぼみに、ゴム紐に結び目をつくって差し込んでひっぱれば、そのまま取り付けられる安心設計。
けっこうよくできているとおもいます♪
インターネットがあれば世界のどこでもデータは入手できるわけで、末端に素材(この場合3Dプリンタとフィラメント)さえあれば、実際に流通がストップするような危機がおきてしまっても自分たちで工夫していろいろ作れるようになるのねー。と、なんだか次世代の社会はじまってるわ~って感じでちょっと感慨深い所ではあります。
データは、
で無償公開されていますが、寄付を受け付けているとのこと。ありがたやーとAmazonギフトをおくってあげましょう♪
なお、プリント時間はおよそ3時間半。使用フィラメントはPLAで35g でした。(クオリティ:NOMAL、レイヤー0.2mm)
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