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『メスティン自動レシピ』レビュー

神楽坂らせん

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『メスティン自動レシピ』

メスティン愛好会／著

◇

メスティンと言ってもアウトドアに興味のない方はご存じないかとおもいますが、長方形のアルミ製の飯盒で、ちょうど一合のお米を炊くのにピッタリのサイズになっています（大型のものもあります）

↑トランギアというメーカーの物が有名。

私も以前からキャンプで鍋や食器の代わりによく利用していたので、いまさらレシピ本を買うほどのこともないなあなんて思っておりました。
ですが、この表紙にある「自動」という文字にがぜん興味をひかれたわけです。アウトドアグッズで自動ってどういうこと？　手間暇かかるのが普通なんじゃないの？　と。

それで、ぱらぱらとこの本をめくってみましたら、メスティンの他にもう一つ有名なアウトドアグッズを使うということがわかりました。

ずばり、これです。

エスビットというドイツのメーカーが出している固形燃料と、そのケース（ケースなのに開くとゴトクになってくれる便利なやつ）。非常にコンパクト設計で嬉しいヤツです。

これも私は以前から持ってはいたのですが、火力も低いし、いつもはほかのストーブ（バーナー）を使うので非常用として取ってあっても長い間使っていない状態でした。

ところが、この本によると、このエスビットのミリタリーサイズ（14g)は、ちょうどメスティンでご飯を一合炊くのにぴったりで、一度火をつけたらそのまま何もしないで燃えるに任せ、燃料が切れて火が消えたらOK。（火が消えたらひっくり返して蒸らすのは普通の飯盒と一緒）完全自動でホカホカご飯ができあがるのだそう！！

考えてみればあたりまえなのだけれど、そんなにラクチンに自動的にご飯ができるなんて知らなかったもので、目からうろこでした。

↑というわけでさっそく家のベランダでやってみましたｗ

なるほど！　これはラクチン！☆

―――

というかんじで、ご飯と一緒に炊き上げる系のレシピに始まり、煮る・蒸す・焼くと様々なレシピがごっそり入っています。一部ちょっと手間がかかるのもありましたが、基本は「セットして、火をつけて、消えるまでほおっておく」という完全自動ご飯♪

キャンプ場でテント張ったりいろいろ忙しい中でほおっておいたら出来上がるというこのレシピ集はめちゃくちゃ有用なんじゃないかと思います。

これはありがたいですねー☆

さらにありがたいことに、

電子書籍（Kindle）版はUnlimitedの読み放題に対応しています。

どの料理本もそうでしょうけど、それぞれのレシピはすばらしく綺麗な写真で紹介されていて、見ているだけでもううっとり♡
めちゃくちゃ美味しそうでおなかがぐーぐー鳴ってくること請け合いです。

アウトドアに興味がなくても、素敵に美味しそうな写真を眺めているだけでも幸せになれますので、食いしん坊にもおすすめです☆　（お腹減っちゃうかも？ｗ）

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