『ユニコード戦記』レビュー
『ユニコード戦記』─文字符号の国際標準化バトル小林龍生 (著)
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ジャストシステムという会社があります。かつて、一太郎というワープロソフト(まだありますw)でぶいぶい言わせて、一太郎用の日本語フロントエンドプロセッサ(なんて今ではもう言わないとおもうけれど。IMEかな?)のATOKで、あらゆる(日本語での)文章書きのハートをわしづかみにして一世を風靡した、老舗の、特に日本語処理関係に超強い会社です。
そこに、教育雑誌の編集者(小学館で、かの『ドラえもん』担当編集者だった