『僕と魔女についての備忘録』レビュー
『僕と魔女についての備忘録』三つ葉優雨 (著)
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森に捨てられた幼児「渉」を拾ったのは、若く美しい姿のまま100年以上の時を生きてきた「魔女さん」。
時を超えて生きる魔女さんと、普通の人間の時を歩む渉。母子のような関係はやがて渉の成長とともに変化していくのですが、お互いの愛おしく想い合う心は変わることがありませんでした。
魔女さんと同じ時を生きられないさだめを小さなころから理解していた(かしこい!)渉は、日々忘れたくない事を備忘録として綴っていきます。
そんな、渉の想い