ホルモン療法4ヶ月目
ひさびさに書きます
癌の顔つきは良くないものの今のところ転移などもなく、腫瘍自体も大きくはないので癌に罹患したことによる体調変化は全くありません。
来年5月に国立病院でブラキの施術を受けるまでにまぁまぁの期間があるので、かかりつけの泌尿器病院でホルモン療法を受けています。
あまりにも久々なのでどこまで、どれだけ書いたかわからないので少し説明加えておくと、ブラキと言うのは小線源と言う放射線を1年くらいすこーしずつ発生するシャープペンの芯を3mmくらいに折ったような金属を腫瘍に何個も埋め込む治療で、ホルモン療法は28日に1回お腹の皮下に注射をうち、毎朝薬を一錠飲むと言う治療です。
ホルモン療法と言っても女性ホルモンを入れるわけではなく、男性ホルモンを抑えるものみたいなので急激な体調変化はありませんが、やはりそれなりに変化はありますのでそれについて書いておきます。
まず最初に訪れたのはホットフラッシュ。
驚いた時やまずいっ!て思った時に血の気が引くとか鳥肌が立つ感じがありますが、その真逆で身体中の皮膚が一瞬で熱くなっじわーっと汗ばんでいく感じです。
ホットフラッシュはおそらくホルモン療法開始後1ヶ月も経たないうちに感じ始めましたが、最近では身体が慣れてきたのかいつの間にか暑くなっていつの間にか元に戻ってると言う感じの方が多くなっている気がします。そのため本当に暑くなってるのかホットフラッシュの影響なのかの判断が難しいのですが、これから寒くなって来るとまた違う感じになるのかもと思っています。
次に感じ始めたのが皮脂量の減少。
カサカサして割れたり皮膚が傷んでいると言う事は無いのですが、兎に角油が少なくてテカらないんです。
お風呂で身体や髪や顔を洗う時、お湯で濡らすと少しぬめっと脂を感じたりしてたのですが、石鹸を使うのをためらうくらい既にキュッキュな感じです。
眼鏡をかけているのですが普通なら鼻にも汗をかいて脂で少しずつずれてくるのですが、眼鏡の当たってるところが汗で湿って逆にストップしていますし、以前のように眼鏡をまめに拭くことも無いくらい汚れなくなりました。
あと、私は既に髪の毛がずいぶん薄くなっていて頭頂部はヒーハーな状態ですが、最近少しずつ濃くなってきています。以前は髪をとかしてもアホ毛が多くて必ず整髪料で押さえなくてはいけなかったのですが、最近はほとんど目立たなくなってきました。
来年5月の施術後も3年間はホルモン療法を続ける予定みたいなので少しだけ期待してます(笑)
今月4回目の注射を受けた時エコー検査で前立腺のサイズを測りました。
以前は30ccあった前立腺が19ccまで萎縮していました。
国立病院から10cc以下になると施術が出来なくなると言われているとのことで、毎日の投薬は無くなりしばらく様子を見ることになりました。