20年振りのディズニーランドについて思うこと&配信のお知らせ
こう見えて…いや、どうも見えてはいないだろうが、ディズニーランドが結構好きだ。
学生時代の4年間でディズニーランド・ディズニーシー各5回、都合10回行っている。
「は?自分はもっと行ってますけど?」などとウザ絡みするおっしゃる方もおられようが、仙台在住の人間としては距離的にそうそう行ける場所でもないため、少なくはないかな、と思っている。
ここ10年の間にシーには一度行っているものの、最後にランドに行ってからはいつの間にか20年の月日が経ってしまっていた。
コロナ禍も一応の落ち着きを見せ、娘も大きくなってきたこともあり、行ってみるかということになった。
今さらディズニーランドのレポート記事を書くのも憚られるので
・20年のブランクを経たこと
・独身→既婚(子連れ)というステージの変化
・20代→40代という年齢的な変化
を通して感じたことを書いてみたい。
20年振りのディズニーランド
様々なことが変化していたが、何と言っても、価格の上昇。
これが大きい。
資料によれば僕が最後に訪問した(と思われる)2004年の段階では1デーパスポートが5,800円だった。
現在は変動価格制が導入され、一番安価な平日は7,900円、僕が今回行ったのは5月の土曜日だった為、9,400円だった。
最高値は10,900円だというから、20年前と比べると2倍近い日もあるということになる。
また、当時は新幹線や高速バスで移動していたので分からなかったが、今回は車で行ったため駐車料金はご覧の通り。
この他に「有料版ファストパス」ともいえるディズニー・プレミアアクセスと呼ばれるサービスが提供されていた。
例えば人気アトラクション『美女と野獣“魔法のものがたり”』の場合1人あたり2,000円を支払うことで長蛇の列に並ぶことなくスイスイと乗り場まで辿り着くことができる。
高いか安いかは人それぞれの価値観によるが、今回我が家では「金に物を言わせて時間を買う」をテーマに掲げていたため、最大限利用させてもらった。
子どもが長時間の行列でグズることを考えれば、決して高くはないと感じられた(この辺りで既に金銭感覚がバグり始めている)。
この他にも東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス(実質的には旧来のファストパス)が追加料金無しで利用できるため、計画性さえあれば効率良くパークを楽しむことが出来る。
上記の2つは、それぞれ対象のアトラクション・サービスが異なるので好みや目的によって使い分けたい。
そしてこれらのサービスやレストランの予約やオーダー、チケット購入まで、ほとんどの事を公式アプリで処理できるようになったことは、革新的と言わざるを得ない。
待ち時間やマップ、現在地等も確認することが出来るし、アプリの出来は悪くない。
物価上昇の影響もあるだろうが、こういったソフト・ハード両面、システムの進化の部分が価格に転嫁されていると考えれば、割と納得も行くというのが率直な感想だ。
とはいえ、小遣いやアルバイト代でこれらの費用を捻出する学生や若年層にとっては大変な時代になったもんだ、としみじみ思う。
オッサンになって良かった、とも。
独身→既婚(子連れ)
過去に行ったディズニーランドは独身の状態、同行者も当時の交際相手ということもあり、とにかく沢山のアトラクションを体験すること、ショーやパレードを楽しむことに注力していたように思う。
今回娘を連れていって気付いたのは、体調管理や「飽き」対策、当たり前の事だが目を離さない、手当たり次第に店の売り物に触れさせない、という部分に意識が行っていたということだ。
5月とはいえ当日の気温は30℃近く。
水分補給や熱中症には配慮したし、人混みに紛れてしまわないように神経を使った。
また、3歳児を連れ回すには体力の制限があるので、途中で駐車場に戻り昼寝をさせ、行動には余裕を持たせた(ほとんどこれが目的で交通手段を自家用車とした)。
結果的にゆったりとしたペースを保てたので、本人も体調を崩すことなく、アトラクションやショーもさることながら、パークの雰囲気自体もこれまでにないくらい堪能できたように思う。
20代→40代という年齢的な変化
30代半ばの頃にシーに行った際、再起不能になるかと思うくらい、足が痛くなった。
20代の頃と比較して体力が低下していたこともあるだろうが、靴選びを盛大に間違った。
絶望的なほどに。
詳細なブランドは書かないが、靴底も固く重さもあり、とてもじゃないが歩くのには向かないスニーカーだった。
この時の反省、いや、トラウマもあり、今回は慎重に靴選びを行なった。
人生で初めて買ったが、ニューバランスは非常に歩きやすかった。
近頃意識的にウォーキングをしていることも功を奏したのか、意外に疲れや体力の衰えは感じなかった。
上述の新システムにより昔よりも効率的に遊べるようになったことも、その一助となっているのかもしれないが。
思っていたよりもディズニーランドに対するワクワク感は衰えていなかった自分に気付くと同時に、昔と変わらず、もしくは昔以上に楽しさを提供してくれるディズニーランドに驚かされた一日だった。
余談
娘にとって初のディズニーランド、生まれて初めのアトラクションは「ホーンテッドマンション」だった。
開園直後でたまたま空いており10分待ちだったから、というだけの理由で乗ったのだが、これがマズかった。
3歳児にとっては「マジなオバケ」として感じられてしまったようで、出口で大泣き。
その後に乗る全てのアトラクションにおいて、「ここはオバケいる?」と確認を取るようになってしまった。
幼児の人生初アトラクションの選定は慎重に行なうのが無難なようだ。
***
そんなエピソードトークも含め、note仲間である夏木凛さんとの音声配信、「思う と 夏木凛の角打ち」を公開しました。
12回目。
今回のお品書き
・偏食談義
・夏木凛、かつてのあだ名
・20年振りのTDL
・夏木凛と夏木りん
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