中学受験1日前に大事と思うこと
娘の受験初日の1日前である。
埼玉県の学校、いわゆる「前受け」だ。多数の児童が受けに行くマンモス受験校。ここを選ぶにあたっていろいろヒヤヒヤすることもあった。
今日はお休みなので1日が丸々準備に使えた。
やったのは
1.1日のルーチンになってる課題
2.当日と同じ時間に過去問を解く
3.そこで発見された課題に対処
3.が大変だったわけだが・・・。
1.は、スケジュールが1月の31日間にわたって割り振られていて、当人もリズムの一部になっているので、ウォームアップとして。SAPIXの基礎トレと言われるやつ。
2.は、なんで同じ時間にという気もするが、リズム的な面の確認が大きい。トイレに行きたくならないかとか、目が覚めてないんじゃないかとか、そういうやつ。親が付き添ってる中学受験では、当人に任せるといっても限度があるのでね・・・
3.お昼に過去問が終わり、採点してみた。
全体としては問題ない点数になっているものの、理科と社会の点が悪くて、算国にだいぶブレーキをかけている格好になっている。
大丈夫だった過去問もあるのだが、最後にこれはやっぱり気になるので、午後は算数ちょっぴりと、理社の復習に充てることにした。
復習といっても、1日前にそう大したことはできない。
しかももともと理社の計画を持っていたわけでもない・・・これは算数があまりにも大変だったからなのだが・・・1,2日前から算数に手ごたえが出てきたら、理社の無計画っぷりが悔やまれてきた。
大急ぎで、薄く広くカバーできる教材を探したところ、冬期講習のテキストが、レベル、範囲、完了度合いから言って丁度いいんじゃないかと目星をつける。
当人、ややいぶかしげではあったが、特に理科には苦手意識があるのと、過去問を解いてみて難しいと感じたのか、計画を話すと賛同してくれた。
やってみると、まあー。
テキストがよくできているのか、当人がよくできていないのか、課題が見つかる見つかる。国際団体の略称、社会の用語、理科の基本原理、あやふやなところだらけで・・・
中でも、数日前にやったはずの電流がひどい。やはり電池と電球による電気の供給と消費のイメージが持ちづらいようだ。
webサイトで当たるが、こどもがイメージしやすいたとえをしてあるような説明が見当たらない。何を何で割って・・・とか抽象的な説明ばかり。
ひとつ、会談と壁に例えてあるのもあったのだが、壁が並列に2つあると抵抗が減るって、説明に無理があるような・・・
よって、流れるプールに水車がありまして、という独自のストーリーを考えて共に検証。うまく理解してくれた模様。
電池の数から水車の消費電流が決まり、その水車の電流合計から供給電流が決まる、というストーリーで検証した。
なんとかクリア。1日前に理解するのじゃ定着はしないかもしれないが、なにせ1日覚えててくれればいいので、付け焼刃にも価値はあるんじゃないかと思う。
さあ、出るのかどうかわからないが、これで準備はヨシと。
あとは、持ち物、待機時間の暇つぶし、行動予定などを確認。
年子の兄に続き、2回目の受験シーズンのスタートだ。