見出し画像

行きたいところがある、たくさんある、まだ行けていない。

岩手県の龍泉洞、数十メートルの透明度のある地底湖があるところ。
飛行機で岩手に行って、水曜どうでしょうで軍団が行っていた空飛ぶだんごのところ、妖怪のいる遠野、小岩井(これもどうでしょうの聖地)、海近くの民宿に泊まって海鮮を食べて龍泉洞にいって、飛行場近くまで戻って冷麺を食べてそして帰ってくる。
宿の予約、レンタカーの予約、スケジュール全て整えた数年前の2月。
予定は誕生日をかぶらせての4月。長いひとり旅。

そしてその3月に地震が来て全てなくなってしまった。

海近くの民宿は流されて、それでもその場所ではないけど宿はやってないけどご飯屋さんとしてお店をしているみたい。あの時いく予定だったコースを回りたいと思ってもう数年。全然行けてないなぁと予定を組んだこの時期になったら思い出す。

春の匂いは心地よくて危なくて。生まれた季節だから力も湧いて死んでもいいわとも思う。長袖を着て寒くも暑くもなく、風もなくて静かな森の中でそのまますうっといけたらいいなと考える。でも意外と森の中って静かじゃないよなーなんか考えたりもする。

行きたいところがあるし、別になんてことも思ってないところが楽しくてまた行きたいところになったりするからもうタイミングを待つしかないのかと思ったりする。いく予定で行けなくなったのだってきっとタイミング。

面白いなぁって言葉で片付けちゃうのは良くない癖かもしれないけど、そうやって回避してる。色々と回避してる。

ただほんと春の空気からは逃げれないよなぁ。

いいなと思ったら応援しよう!

ラス
読んでいただきありがとうございます。