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私の夏は、映画「サマーウォーズ」から (ネタバレ無し)

残暑が残りつつも確かに夏は過ぎ去りつつある今日
ふと、人生最後の夏休みの思い出を振り返る

学校はもう九月頭から始まっていたのだが、あまりの忙しさに夏を振り返る余裕もなかったのだ。
それではあまりにも私の夏が可哀想なのでこの場で振り返ってみよう。

皆さんにとって夏が始まる瞬間はどこかな。
蝉がわぁっと鳴き始めた瞬間?置き勉してた教材を小さな鞄に詰め込んでいる瞬間?愛犬が暑さで散歩に行きたくないと駄々をこねる瞬間?それとも、夏の匂いを嗅いだ時?

私の夏は、映画「サマーウォーズ」を見てからなのだ。夏の匂いを嗅ぎ、大好きなビールを飲みながらサマーウォーズを見ないと私の夏はいつまで経っても始まらない。

今年の夏も地上波放送がないのならば今すぐレンタルしに行こうかな〜なんて考えていたところ、まさかのリバイバル上映の文字を発見。チケットを即座に買い、当日。シアター内が八割以上埋まる中、席に着く。ここは絶対に人気がない席だろうな〜なんて思っていたらまさかの周りにカップルと高校生ばかりで焦り散らかしたが、映画が始まればそんなのは関係ない。

私の夏がようやく始まったのだ。

見たことない人がいるのならば、是非見て欲しい作品だ。ネタバレにならない程度にやんわり作品の魅力を伝えるのならば、とにかく夏を恋しくさせる作品というわけだ。光の差し具合、汗の流れ方、夏の音、全て何年も前に制作された作品ということを忘れされる。

私は、来年から社会人なるがきっとこの映画を何歳になっても見返すだろう。むしろ、歳をとればとるほどこの映画の魅力がわかるのではないかと思う。

ちなみに、細田守監督の映画は思い出の作品ばかりで、特に「時をかける少女」「バケモノの子」この二作品もかなりおすすめ。

今回は内容にあまり触れずに感想を伝えてみたかったのだが、とっても難しい。今度ネタバレVer.もかいてみようかな。

来年、生きてたらまた会おうサマーウォーズ。

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