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充実した人生を送るための時間の使い方

こんにちは、らるです。
今日は、最近読んだ本の中で
特に面白いと感じた話を紹介します。

最近、ちょこちょこ取り上げていましたが
佐藤舞さんの
『あっという間に人は死ぬから』からの紹介です。


この本の中では、人生の向き合い方や
避けられない苦痛に対する
処方箋を提示しています。
特に、歴史上の知恵人が共通して
提唱してきた3つの考え方

紹介されており、非常に興味深かったです。

まず1つ目は、
変えられないものと
変えられるものを区別する

という考え方です。

私たちは人生において
さまざまな困難に直面しますが、
すべてを変えることはできません。
この区別が重要であるとされています。

アメリカの哲学者ニーバーの
「ニーバーの祈り」にもあるように、
変えられないものを受け入れ、
変えるべきものを変える勇気を
持つことが重要です。

この認識が人生をより楽にし、
自分を成長させるための
鍵となるのです。

2つ目は、人生に対して主体的に
参加する
ということです。

自分の人生に積極的に関与することで、
幸福度が上がるとされています。
この本の中では、幸福度の約40%は
意図的な行動に左右される
と述べています。

たとえば、親切に振る舞ったり、
家族や友人との関係を大切にする…など
「自分の価値観に沿った内的で習慣的な行動」
をとることがポイント
になります。


そして3つ目、これが私にとって
最も気づきが多かったポイントです。

それは、人生に苦痛は必要である
ということです。

私たちはしばしば、苦痛やストレスから
逃れたいと考えますが、
実はこの苦しみこそが
幸福感を高める要素である
というのです。


本書の中には、「努力のパラドックス」という
考え方が紹介されています。

これまで払ってきたコスト(時間・労力・お金)の総量が、幸福感を高める傾向があります。これを、心理学では「努力のパラドクス」といいます。

佐藤 舞(サトマイ). あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方 (p.92). 株式会社KADOKAWA. Kindle 版.

要は、苦労してコストをかけると
幸福感が高まる
ということらしいんです。

タイパやコスパを重視して、
できるだけ少ない努力で
最大の結果を得よう…というのは最近の流行ですが
それと逆行するようなことが
幸福感につながるんですね。

ただ、言われてみればなんとなくわかる気もします。

時間や労力、お金をかけて
得た成果こそが、私たちに
深い満足感を与えるんです。

まとめると、私たちが豊かで
充実した人生を送るためには、

まず変えられるものと変えられないものを見極めること
自分の価値観に基づいて主体的に行動すること、
そして苦痛やストレスを成長の糧とすること

これらが重要です。

特に、苦痛に対して逃げるのではなく、
それを受け止めて成長に繋げることが
大切だというメッセージが、
私には非常に響きました。

これからもこの3つのポイントを
意識して、自分の人生を
より良くしていきたいと思います。
ぜひ、皆さんも自分の人生に
これらの考えを取り入れてみてください

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