タイの少数民族に学ぶ「自由な生き方」【ムラブリ 文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと】
強制されずに生きていたい
そう思っています。らるです。
今日は、こちらの本の紹介です。
タイトルにもある通り
文字をもたない、暦も持たない
タイやラオスの山岳地帯にすむ
少数民族、それがムラブリです。
この本は、とある言語学者の方が
このムラブリを研究した成果を
記してくれている本になります。
ただ、この「研究」の感覚が少し独特で…
自身こそが、研究の成果だ
というわけです。
普通、研究と言うと
~~を研究する といった言い方をするように
外に対象を見つけて、研究する という感覚に
なるものですが
こちらの方の場合は
ムラブリ語を研究し、
ムラブリの生き方を研究し、身につける中で
「ムラブリ」”として”生きることに
挑んでいるわけです。
面白い姿勢だな、と思うと同時に
それを知るために、それになりきる
…というのは、もっとも合理的な気もします。
縛られない関係
ムラブリの生き方の中で
個人的に良いなぁ、と思った部分を一つ紹介します。
この部分を読んでいて
素直にうらやましい生き方だなぁ…と思いました。
結婚や雇用に代表されるように
契約などによって強制される関係というのが
私たちが生きていく中ではついて回ります。
それに守られることもある反面
時にはとてもわずらわしいものにもなります。
気に入らないものに近づいていると
気分が悪くなりますし
ときには無駄な争いが発生したりもします。
それは、全く望まないところです。
ですから、今回読んだムラブリの話から
一つ学びを取り入れて
『期待はしても強制はしない。気に入らなければ、離れるだけ』
この生き方を実践していこうと思います。
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