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娘すら実験に使う… そんな外道がなぜ人気投票1位になのか?【メイドインアビス 『黎明卿』新しきボンドルド】
こんにちは、らるです。
今日は私の憧れるキャラについて
お話をします。
『メイドインアビス』の
ボンドルドです。
![](https://assets.st-note.com/img/1644656757879-NQPaMytXXh.png?width=1200)
このボンドルドというキャラは
主人公たちと戦う敵としてでてきます。
しかも…
人道に反したド外道です
子供たちを実験に使って
変わり果てた姿にしてしまったり
自らが厳しい環境で活動するための
「カートリッジ」に加工したり
主人公の一人、機械の少年レグの
右腕を、その好奇心から
切り落としたり…
最も酷いのは
自らが娘として育て可愛がっていた
プルシュカさえも「加工」
してしまったことです
![](https://assets.st-note.com/img/1644657118930-sPJaqgVLdz.png?width=1200)
なんと、製品化されているプルシュカのフィギュアには
カートリッジへの「加工」されてしまったあとの状態が
オマケでついています…
度し難い…
ですが、このキャラ、実は
作中でも一番の人気キャラなんです。
とあるサイトの人気投票では
全体の3割
4000票以上を得て
1位を獲得しています。
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/198220/4
そして、私もこのキャラに
非常に大きな魅力を感じています。
なぜ、こんな極悪非道なキャラに
魅力を感じてしまうのでしょうか?
どこまでも「愛」と「憧れ」に生きている
一言で言えば
![](https://assets.st-note.com/img/1644657966082-aObDvyfEHH.png)
『愛』と『憧れ』に
どこまでも純粋に生きているから
ではないかと、私は思います。
どこまでも純粋になった結果
人道は不採用となってしまった
んでしょう。
ボンドルドは、本人が言うところの
「新しい夜明け」をひたすらに
目指しています。
その結果として
多くの功績を残した一方で
その方法は、非常に過激なものでした
まさに「人道を不採用」の
「外道」のやり方です。
![](https://assets.st-note.com/img/1644658352859-RhLDwNR1pP.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1644658367333-j3C3B5WC5R.png)
『得体の知れない何かが
仮面被ってヒトの真似事をしているんだ』
そう言われるくらいに
手段を選ばず目的に邁進している
ということです。
この「手段の選ばなさ」も
常軌を逸しています。
ボンドルドは
「自分の肉体さえ捨てている」んです
精神だけを他の肉体にコピーして
動かしている…んですね。
で、元の自分の肉体は
「笛」にしてしまったんですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1644658854157-M0hcqoojTB.png)
この笛は重要なアイテムではあるんですが
それにしても
自分の肉体を平気で使ってしまうのは
狂気の沙汰としか思えません…
ボンドルドの愛
![](https://assets.st-note.com/img/1644659028708-PnK3CDZj2J.png)
実験に使われた子供たちの変わり果てた姿です…
![](https://assets.st-note.com/img/1644659041768-lWdlNNpBEB.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1644659229211-rmBpAoJ1Jn.png)
飛んで行ったカートリッジに詰められているのが
元は子供だったもの…です。
![](https://assets.st-note.com/img/1644659248656-Lb3rSa6FkK.png)
ボンドルドは、
実験に使った子供たちや
カートリッジに加工した子供たち…
その変わり果てた後までも
一人一人しっかり認識しています。
子供たちを、ただ使い捨てていた…
というわけではないことが
ここで分かります。
こんな姿にしてしまっているので
個人的な感情としては
ゆるせない気持ちの方が大きいですが
彼の感覚の中では
これも一つの「愛」の表現なのだろうと
思います。
その「憧れ」は自分で叶えなくとも構わない
ボンドルドの真骨頂は
主人公たちとの戦いに敗れたあとの
最期の言葉です
![](https://assets.st-note.com/img/1644787223300-45OlBmOv4e.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1644659563751-bJhcZN65ro.png)
戦闘に敗北し
熱心に追い続けてきたもの…
「憧れ」を、自ら追うことは
できなくなってしまった…
その状態での最期の言葉が
『君たちがこの先に進む事こそ…
私の新たな憧れです』
ここまで純粋な憧れがあるでしょうか?
自らが、全てを捨てて
自分の肉体さえも捨てて
やり続けてきたことが
道半ばで終わろうという時に
それを超えていく人間に
新たな憧れを抱く…
それがボンドルドの最期だったわけです。
私は、ボンドルドがたどり着いた
この境地に「憧れ」を感じました
自らの身を全て賭けて…
たとえ自らで叶えられずとも
誰かが、その先を
追ってくれればよい…
そんな「憧れ」を得たい
そう思うのです。
あなたは、どうでしょうか?