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仕事のスピードアップに大切な「分解の法則」【仕事の教科書③】

何かと細かく考えがちです。
らるです。

今日は、仕事の教科書の続きを
話していきます。

前回は「目標」について話しました。

仕事のスピードアップには
まず「目標
つまり、行きつくべきゴールを明確にする
ということが大事だよ、という話でした。

そして、合わせて
「目標」を自分で立てる ことが
「仕事」を「楽しく」するカギだ

という話もしました。

今日は、スピードアップのコツの2つ目になります。

「分解の法則」です。


具体的になるまで「分解」しよう!

『何事も分けて考えれば早くなる』
本書にこう書かれている通り

スピードを上げるには「分解する」こと
大切です。

これには2つ理由があって

1つはやることを具体化できるこ

仕事の遅い人というのは
ざっくりとしか分解できていないので
「なぜ自分が遅いのか」の原因を
具体的に探ることができない
んです。

2つめは、分解し項目を具体化することで
「計測」ができるようになるということです。

これも、先ほどの理由と重なりますが
具体化して、計測することで
「何が遅いのか」という問題を浮き彫りにして
改善につなげていくことができます。

例えば、メールを書くのが遅い
人がいたとしましょう

この「メールを書く」一つとっても

・メールアドレスの入力
・メール文面をざっと書く
・推敲する
・上司確認を依頼する
・送信前の最終チェック
・送信

…といったように
多くのステップがあります。

この中のどのステップに
時間がかかっているのかで
どう改善すればいいのかが
変わってきます。

例えば、「メールアドレスの入力」が遅い
というのであれば

あらかじめ、メールの分類別に
送信先のリストを作って
おいて
コピペすればすぐに送れるようにする…
といった対策が考えられますし

「遂行する」ステップに時間がかかるなら
あらかじめ、
「自分が引っかかりやすいポイント」を
チェックリスト化して
機械的にチェックできるようにする
とか
対策が打てるわけです。


この「分解」と、計測を利用して
「遅さの原因」を炙り出すことが
スピードアップのコツというわけですね。


「分解の法則」は使える

今日は、仕事のスピードアップに関して
分解して、計測しよう…という話を
してきましたが、これは仕事以外でも
活きる場面が多いです。

例えば、「家計の節約」…という観点で
考えてみると

「支出を減らせば節約になる」のですが
ここで、その「支出」の中身を分解するわけです。

食費
日用品
趣味・娯楽
交際費
交通費
教育費
水道光熱費
通信費…

こうして分解することで
どこに大きな問題がありそうか、を
感覚でなく、数字で判断できる
ようになります。

例えば、「通信費」が大きいな
と思えば

通信費をさらに分解して
スマートフォン代 なのか
インターネット代 なのか…と分けて
個別に検討します。

ここまで分解して
「スマートフォン代が高いな」と思えば
具体的に「格安スマホ」のことを
調べて、乗りかえる…などと
検討を進めることができるでしょう。


なんか困ってるんだよな…
ということがあったら
細かく分解して分析してみてくださいね!


まとめ

仕事のスピードアップには
「分解」して計測し
自分の問題を炙り出すことが必要!

この「分解の法則」は
仕事以外の場面でも役に立つ

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