成長の停滞期=プラトーとの付き合い方【達人のサイエンス④】
https://note.com/raru3105/n/nb06026805be8/
前回は、プラトーについて紹介した。
人の成長は
「長い停滞期間」=プラトーと
急激な成長の繰り返しである
そして、このプラトーへの対応が
達人の道への成否を分ける
ということである。
…
未来に生きるな
一言で言うと
未来の目標にばかり縛られるな
ということが大切になる。
プラトー=停滞期がイヤになるのは
その先にある目標ばかりに
目が向いているからだ。
いい大学に入りたいから、勉強する
大会で優勝したいから、練習する
お金を稼ぎたいから、仕事をする
どれも、別に悪いことではない
しかし、それらの目標達成の瞬間だけが
人生の意味なんだとしたら
もし失敗してしまったら
それまでの積み重ねは無意味になるのか?
そんなことはない。
日々の積み重ねで、
必ず自分自身としては成長をしている。
達人の道を歩めているのである。
むしろ、大切なのは目標が実現したか
否かではなく…
人生の中身は、その成功・失敗にかかわらず、人生のプロセスそのもの、自分が今生きていることをどう感じているかで判断されるべきであり、必ずしも努力の成果だけで判断されるべきではない。
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・人生のプロセスそのもの
・今生きていることをどう感じているか
それが大切だ。
達人の道=マスタリーの旅を進む人は
たゆまず努力を続けていても
人生の大半はプラトーになる。
ということは、
人生を良いものと感じるためには
プラトーを良いものと感じる必要がある。
だから、達人的なプラトーへの
向き合い方というのは
プラトーを好きになる
ということだ。
…
プラトーを好きになるとは
結果だけでなく、
日々の実践…プロセスにも
真剣になるということ
それがプラトーを愛するということだ。
これは「自分で」好きになるしかない
誰かに褒めてもらえるから
誰かに評価してもらえるから
…といった理由で好きになっても
その願望には際限がないし
他人からの評価はいつ無くなってしまうか
わからないものだ。
だから、
自分で、今、ここで実践していること
それ自体を愛することが必要になる
未来の目標、過去の栄光
他人からの評価…といった遠いものではなく
「今、ここ」の実践を愛すること
それが達人への道になる。
…
まとめ
達人の道では
人生の大半がプラトーになる。
プラトーを愛することが
達人への道になる
未来の目標も
過去の栄光も
他人の評価も最重要ではない
大事なのは、今、ここでの
実践を愛することである