見出し画像

親切の『本当の報酬』とは?

こんにちは、らるです。
今日は「親切の本当の意味」について
話していきたいと思います。

多くの人が、
「人に優しくするのは大事だ」
と考えていると思います。

でも、実際に親切を続けるのは
意外と難しいものです。

「せっかくやってあげたのに」
「お礼も言われなかった」
「見返りがないと損した気分」

そんなふうに思うことが
あるのではないでしょうか?

親切に「見返り」は必要なのか?

小さいことにくよくよするな
という本の中で
この問題について興味深いことが
書かれています。

私たちは意識するしないはべつとして、なにか人のためにしたことにたいしてお返しを求めがちだ──「ぼくがバスルームを掃除したんだから、彼女はキッチンを掃除すべきだ」とか「先週は、ぼくが子供の世話をした。今週は彼女にしてもらおうじゃないか」とか。これでは「与えることは与えられること」どころか、親切に点をつけ合っているのと同じだ。
 人のためになにかするときは、それをするだけで穏やかでやさしい気持ちが生まれるのに気づくはず(あなたの心が静まっていればの話だが)。激しい運動が脳内のエンドルフィンを高めて爽快な気分になるのと同様に、親切な行為は感情を豊かにしてくれる。
 自分がその行為に参加したことで生まれる豊かな感情こそが報酬なのだ。お返しはもちろん「ありがとう」の言葉さえいらない。親切にした相手にそれを知られなくてもいいのだ。

リチャード・カールソン. 新版 小さいことにくよくよするな! (p.160). 株式会社サンマーク出版. Kindle 版.

私たちは無意識のうちに、
「親切をしたらお返しがあるはず」
と思いがちです。

「自分がゴミを捨てたんだから、
次は相手がやるべき」

「子どもの世話をしたんだから、
次はパートナーがやるべき」

こうした考え方は、
親切ではなく、もはや取引でしょう。

本当の親切は、
見返りを求めずにするものなのです。

親切の「本当の報酬」

では、見返りがないなら、
親切をする意味はないのでしょうか?

実は、しっかりと「見返り」はあります。

親切をすることから得られる感情です。

親切な行為をすると、
心が穏やかになり、
豊かな感情が生まれます

これは、
運動をすると気持ちがスッキリするのと
同じようなものです。

つまり、
親切をすることで、
自分自身が幸せになれるのです。

「お返しを求める心」が穏やかさを壊す

しかし、この幸せな気持ちは、
「お返しが欲しい」という思いで
すぐに壊れてしまいます。

「どうしてお礼を言ってくれないの?」
「なぜ私だけがやらなきゃいけないの?」

こうした考えが浮かぶと、
せっかくの穏やかな気持ちが消えてしまいます。

どうすれば「純粋な親切」ができるのか?

解決策はシンプルです。

「お返しが欲しい」という気持ちに気づくこと

そして、
その思いをやさしく手放すことです。

親切をした瞬間に、
すでに心の報酬を受け取っているのです。

だから、
相手がどうするかは関係ありません。

まずは、小さな親切から

たとえば、こんなことを試してみましょう。

  • 誰にも言わずにゴミを捨てる

  • 家族のためにそっと何かをする

  • 相手の反応を気にせずに手伝う

すると、
その瞬間に心が温かくなるのを
感じられるはずです。

この温かい気持ちこそが報酬だと、
気づくことができるでしょう。

みなさんも、
ぜひ今日から試してみてください。

#親切の力
#見返りを求めない
#心が豊かになる方法
#小さな幸せ
#優しさの本当の意味
#シンプルライフ
#自己成長

いいなと思ったら応援しよう!