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偶然を味方につける!キャリア成功のカギとは?
こんにちは、らるです。
今日はキャリアデザインの話を
こちらの本をもとに
していきたいと思います。
皆さんは、自分のキャリアを
計画的に考えていますか?
「将来はこうなりたい!」と
目標を立てることは大切ですが、
その通りに進むとは限りません。
実際、現代はVUCA(ブーカ)の
時代といわれ、未来を正確に
予測するのは難しいのです。
では、キャリアは計画しても
無駄なのでしょうか?
キャリアデザインとキャリアドリフト
キャリアは、デザインした方がいい
…というのは、よくあるイメージでしょう。
ただ、一方で
ドリフト=漂流してもいい
という考え方もあるんです。
キャリアデザインは、
「こうなりたい」という目標を決めて、
計画的にキャリアを築く方法です。
一方でキャリアドリフトは、
「偶然の流れに身を任せて進む」
という考え方です。
一見すると、ドリフトは
計画性がないように思えます。
ですが、キャリア研究の第一人者である
金井壽宏(かないとしひろ)氏は
この「ドリフト」をポジティブに
捉えています。
キャリアは「流れに乗ることで、
新しい可能性が開ける」といいます。
キャリアはデザインだけではなく、
ドリフトも大切なのです。
なりゆきに任せて
偶然を楽しんでいくことも必要
ということです。
ただ、全部流されていては
それはそれで、良い人生とは
いえないと思いますので
就職、転職や、結婚など
人生=キャリアの大事な節目に関しては
デザインもしっかりとしていく
デザインとドリフトを
バランスよく組み合わせていくのが
激動の時代のキャリアデザインの一つの形
だと言えるわけです。
計画的偶発性理論とは?
では、どうやって偶然を
味方につけるのでしょうか?
ここで「計画的偶発性理論」
という考え方が登場します。
これはジョン・D・クランボルツ
という研究者が提唱した理論で、
「成功するキャリアの8割は、
偶然の出来事によって決まる」
としています。
つまり、計画を立てても、
最終的には予測しないチャンスが
カギになるということです。
では、偶然を活かすためには
どうすればよいのでしょうか?
クランボルツは、
以下の5つの能力が重要だと述べています。
好奇心(新しいことに興味を持つ)
持続性(諦めずに努力を続ける)
楽観性(前向きに考える)
柔軟性(変化を受け入れる)
冒険心(リスクを恐れず挑戦する)
これらは一言で言うと
まず行動してみる」
ことが大事だ、という話です。
スティーブ・ジョブズの言葉
この考え方は、スティーブ・ジョブズが
2005年にスタンフォード大学の卒業式で
語ったスピーチにも通じます。
彼は「点と点をつなぐ」という話をしました。
「未来に向かって点をつなぐことはできない。
過去を振り返ったときに初めて、
点と点がつながることがわかるのだ。」
つまり、今の経験がどこにつながるかは
わからないけれど、いつか振り返った時に
意味があるものになるということです。
だからこそ、興味のあることに
飛び込んでみるのが大切なのです。
まとめ
・未来は予測できないが、
キャリアデザインは重要
・偶然の流れ(キャリアドリフト)も
成功のカギになる
・計画的偶発性理論によると、
成功者の8割は偶然のチャンスを
活かしている
・スティーブ・ジョブズの
「点と点をつなぐ」考え方も同じ
・計画と偶然のバランスを取ることが大切
キャリアを考えるとき、
「計画通りに進まない」と悩む人も
多いと思います。
でも、時には偶然のチャンスを
受け入れることで、新しい可能性が
開けることもあります。
好奇心を持ち、一歩踏み出してみましょう!
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