結局、昔ながらの○○が絆を深めるのに適している【宗教の起源⑫第五章①】
こんにちは、らるです。
今日からは、宗教の起源の
第五章に入っていきます。
基本的に、人というのは
「大きなサイズの集団」に
「ストレス」を感じます。
ですから、
集団が大きくなると
分裂しようとする
のが自然な流れなわけです。
ただ、集団を大きくしておくことにも
外敵から身を守るなど
メリットはありますので
結束力を高めることで
その大きさをキープしようとします。
その方法の一つが
社会的グルーミング(けづくろい)
というものです。
要は、これです。
非常に気持ちよさそうですね。
この1対1での営みによって
類人猿の群れは結束を保つ
というわけです。
ちなみにこのとき
脳内ではエンドルフィンという
しあわせホルモンが出ています。
これによって、絆を感じるわけですね。
ただ、これは
とても効率が悪い です。
なにせ、1対1でしかできませんので。
じゃあ、どうしたら
もっと効率よくエンドルフィンを出して
絆づくりができるのか?
…というと
・笑う
・歌う
・踊る
・物語を語る
・宴をひらく
といったことを一緒にやることで
1対1を超えて効率よく
絆を深めることができます。
この辺りは、
きっと読んでいる皆さんも
実感があるのではないでしょうか?
飲み会をやって
お互いのことを話し
大いに笑い
二次会でカラオケに行って
歌って踊れば
絆は深まる
ということを言っているわけです。
そして、これと同様の効果を
得られるものが
宗教儀式 であるわけです。
皆で揃って、何かを唱える
というのは定番ですし
皆で揃った動きをする…という
踊り的な要素を連想する人も
多いと思います。
これを、定期的に強制的にやる
…ということになりますので
絆が深まるのも
当たり前だなぁ…という気がしてきますね。
人の絆の話を学んでいくと
リモートワークとか
ソーシャルディスタンスとか
やってる場合じゃないなぁ…と
しみじみ感じる、今日この頃です…。