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苦悩しないですむ方法 ただひたすらに〇〇するだけでいい

日々、様々な苦悩があるかと思います。


誰々さんが気に入らない…
仕事が上手く進められる気がしない…
お金がなくて将来が…
…等々

今日はそういった
苦悩から逃れる方法の話です。

二つの本から引用します。

1つ目は
ニーチェ『道徳の系譜学』第三論文
一八 禁欲的な司牧者の処方より

鬱状態に抵抗するために、もっと
手軽なトレーニング方法も
利用されている。(中略)
この方法を(ひどい呼び方だが)
「労働の祝福」とよびならわして
いるのである。
この方法で生存苦悩が緩和されるのは、
苦悩する者の注意が、
苦悩しているという事実から
全く逸らされてしまうため
である。
――つねに一つの行為が、
一つの行為だけが意識にのぼるために、
意識のうちで苦悩が占める場所が
なくなってしまうのである。
というのは、人間の意識の〈部屋〉は、
なんとも狭い
ものだからだ!

ひたすら「労働」しろ、と
そういうわけです。

「いやいや!「労働」自体が苦悩の素だ!」
という人もいるかもしれません。

でも、本当に忙しく手を動かしているとき
そんな風に「苦悩」できますか?

「苦悩」が頭に沸いてくるのは
時間ができた時のはずです。

人間は、一生懸命に手を動かしながら
頭の中で苦悩する…というのはできない
ように出来ているのです。

全く同じことを
自己啓発書の大家 D・カーネギー
言っています。

『道は開ける』より

不安や心配、悩み事から
逃れるためには
職場や家庭などで
とにかく行動
してみよう。

行動し続けていれば
心を蝕まれることはない。


それは最高にして
最も安価な治療法
なのだ。

とにかく行動し続けろ、と

職場でも、家庭でも良いので
行動さえ続けていれば
苦悩に襲われることはない
のです。

更に、同書で
ジョージ・バーナード・ショーという
人の言葉が紹介されています。

これは、とても本質的な言葉です。

「不幸になる秘訣は
 自分が幸せかどうか
 考えるひまを持つことだ。」

暇があるから、不幸になる

不幸を避けるために
幸せかどうかを考える暇を持つな

不幸を避けるための
「行動」の中身について
「労働」の他に挙げられているもの
紹介しておきます

『道徳の系譜学』第三論文 一八より

もっとも頻繁に治療薬として
処方されるのは、[他者に]喜びを与える
という喜び
だろう(慈善、施し、慰安、
援助、励まし、慰め、称賛、顕彰

などの方法による)。

まとめ

幸せかどうか考える暇があると
不幸になる。

だから

人に対して一生懸命、良いことをして
考える暇を無くす、というのが
苦悩を減らす方法としてちょうどよい





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