あなたは「未来」に賭けすぎていませんか? 【両学長 リベラルアーツ大学】
こんにちは、らるです。
今日は、面白い動画があったので紹介します。
サムネイルには『複利』とあります。
『複利』というのは、
アインシュタインが「人類最大の発明」とまで
言った「お金を増やす力」です。
ひと言で言うと
「利子にも利子がつくこと」です。
この力のスゴイところは
「時間が経てば経つほど雪だるま式に
お金が増えていく」ということです。
だから、今の投資ブームでも
「複利の力を使うため
1日も早く投資を始めなさい」
が基本的な教えになります。
複利の力が働くと
今日の100万円は
35年後に2056万円になります。
(年利9.3%※とする)
※代表的な株価指数S&P500の
1991~2021年の平均の年利が9.3%でしたので
その値を使いました。
(以下のサイト参照)
今30歳の人が100万円もっていれば
それをインデックス投資に回しておくだけで
65歳になったときには
2056万円になっている…ということです。
老後2000万円問題も解決です。
スゴイですよね、複利の力。
でも、今回の動画は
その力を認めた上で、
更に考えておくべきことに
踏み込んでいるわけです。
現在 VS 未来
リスク VS ノーリスク
自己投資 VS 他者への投資
という3つの視点でのバランスについての
問いを投げかけています。
今日の記事では、現在VS未来の話をします。
…
今の100万と35年後の2056万どちらを取る?
未来にお金を増やすことを考えたなら
1円でも多く、1日も長く
投資に回しておくのが最適解です。
でも、その「未来のお金」を得るために
犠牲になるのは「現在のお金」です。
これは、極端に考えると
30歳で100万円持っているのと
死ぬ間際に10億円持っているのと
どちらを選びたいか
という話です。
この例なら前者を取る人が
多いかと思います。
もう少し現実的に考えてみましょう。
先ほどの複利の計算の話でいくと
実は、65歳で2056万円になったあと
更に使わずに我慢すると
70歳では3208万円になります。
逆にもっと早く投資を
辞めてしまえば、資産はそれほど増えません。
40歳(10年):223万
50歳(20年):542万
60歳(30年):1318万
65歳(35年):2056万
70歳(40年):3208万
この中だと
どれを取りたいでしょうか?
こうなると、
結構ムズカシイと思います。
万人向けの答えはありません。
何歳の時に、いくら欲しいのか?
ここには、
個人でしか判断できない部分があるわけです。
他人の答えを鵜呑みにしては
いけないのです。
…
私の考え
私自身は、今のところ
使いたい分だけ使って
残りを投資に回す
…というスタンスで居ます。
読みたい本は遠慮なく買いますし
面白そうなゲームがあればお金を出します
家族や仲の良い友人にはプレゼントを贈りますし
興味の惹かれるイベントがあれば出向きます
ただ、欲の小さい人にしか
このスタイルはおすすめしません。
私自身は
特別な我慢はしなくても、
基本的にそれほどお金を使うタイプではなく
欲しいものを買っても
月の総支出は10~13万円程度です。
もし…
もっと旅行をガンガンしたい
ブランド物を沢山買いたい
高級な物がたくさん食べたい…等々
お金を使う欲求が旺盛な人の場合は
私と同じスタンスでいると、
「現在」のお金さえ足りなくなると思います。
私の場合は、たまたま
「現在」に使いたいお金は使いつつ
「未来」にも投資をしているという形ができている
ので、今のお金の使い方自体には
それほど不満はありません。
ここは、本当に個々人で
事情が違ってくるところなので
バランスを自分で考えましょう。
…
まとめ
複利の力は凄いので
将来のお金を増やしたければ
投資をすることを視野に入れましょう。
・何歳でいくら欲しいのか
・将来のために現在をどこまで犠牲にできるのか
これらは完全に個人の感覚が
問われる部分なので
他の人の話を鵜吞みにせず
自分で考えてみましょう。