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祈りは問題解決の技術である

祈りは、問題解決を紙に書いて言語化する行動である。
言語化した時点で、問題は解決に向かい始める。

D・カーネギー『道は開ける』新潮社

先日、不安、悩みは紙に書けば
解決に向かう…ということを
お話しました。

今日の話は、それと似た話です。

祈りの効果
=書くことの効果

ということなんです。

どういうことか説明していきます。

『道は開ける』には
祈りの効果が3つ書いてあります。

①祈りは、私たちが悩んでいることを、言葉にするのに役立つ

祈る…という行為をするということは
何らかの問題を解決したい
と思っているということです。

誰かにものを頼むとき
たとえその相手が神であっても

何が問題で
何を解決したいのか
…ということを言葉にする必要
があります。

言葉にして頼んでいないなら
神様だってどうしていいか
わかりませんからね。


ですから、必死に祈ろうとすれば
必ず、抱えている問題が
具体的になっていく
んです。

これがつまり
「紙に書く」ことと一緒なんです。

紙に書くということは
具体的な言葉にする
ことでした

祈りも、問題を具体的にすることです

ここに共通点があるんですね。

残りの二つも紹介しておきます。

②祈りで、重荷を自分一人でなく、誰かと分担している感じになる

人は一人で困難を抱えきれない生き物です。
ですが、実際には
周りの人を頼れない場合もあるでしょう。

そんな時でも、神はあなたの近くに
いるわけです。

③祈りには、「行動」がともなう

なにかを実現しようと思ったら
必ず「行動」が必要です。

実現したいことを「祈る」ことは
具体的な行動の第一歩になります。

こうしてみると
「祈り」というのは
ただの気休め…ではなくて

具体的な効果が分かりやすく期待できるもの

である、ということですね。

自分が信じられる神を見つけ、祈る

それができれば、問題は解決していくでしょう




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