昔の自分
なんか最近、昔の私が好きって言う意見をよく聞くようになりました。
おそらく結婚していた時の私のコトなんだろうなと思うのですが、その時の私は地域活性化をなりわいにして商店街の活性化やまちづくりなど企画したり、人と協力してプロジェクトをしたり、ブルドーザーのように働いていました。
で、家のことをないがしろにしていて、その間に家族がちょっとずつ壊れて、離婚することになって、子どもと生きていくためにお金を稼がないといけなくなり、地域活性化から手を引いたのです。
今考えると、地域活性化に全振りしてるんだから、よく働くし、他馬力があるから気前もいいハズ。
一言で言ったら「余裕があった」のです。
手を引いてからは、全く関係のない業務について四苦八苦して余裕がなくて過労で倒れて…色々あって退職しました。
少し気持ちに余裕ができ、地域活性化が役に立つ職場に運良く入れて楽しく過ごして、契約が満了になって今は職業訓練校に行ってます。
昔の私ってそんなに好かれるやつだったんだろうかとちょっと思うのです。
明らかに調子に乗ってたし、家のことをおろそかにしまくってたし、年長の人にもえっらそうに指示出したり、確かにすごく働いてたけど何様?って感じだと私自身は思っているのです。
今は家にこもってしまってて、人脈も少なくなっているけれど、周りの人にはそこそこ大事にされているし、それなりに満足しています。
昔は人脈だけはアホみたいにあったけど、一緒に食べに行ったりとか飲みに行ったりって言うこともなく、仕事上の関係感がすごかったなぁと、人が多い分むしろ孤独?だった気がします。
事実、私が地域活性化活動から手を引いた途端に疎遠になった人は半端なくいたし、まぁそう言うもんかなって思ってました。さみしかったけど仕方ないよねって。
そんなこんなで昔の私が好きと言われると、「そんなによかったかな?私」となぜか疑問形で自分の中で消化しきれないもやもやが沸き起こるのでした。