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2020年3月1日

日記を遡って,コロナ禍が初めて現れた日.


仙台へ行ってきたとわかると、「新幹線乗ったんですか」と悪いことをしたかのように冷たい目で言われる。
乗っちゃダメなの?と返すも、「怖くないんですか?テレビでこんなに騒いでいるのに」と、鼻頭をマスクから出しながら鼻息が荒い。

職場でもマスクをしていない私への冷たい視線も尚一層厳しくなり、その同調圧力に耐えかね、マスクを付けるようになった。

街ではデマに踊らされた市民によりトイレットペーパーが買い占められているらしい。

海外に住む友人も日本人というだけで現地人に迫害され、日本人同士でも密告、諍いが絶えず、心が荒んできたと悲鳴を上げている。

私の学生時代に「優秀だった」指導教官が、ワイドショーで、警告灯のように頭を光らせてデマを垂れ流し、民を扇動しているらしい。

こうやってファシズムが生まれていくのかも知れない。

地に足をつけて、余計なノイズを入れずに、自分の目で見て、頭で考えていきたい。

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