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【感染予防】店舗などの自動ドアは「押す」と表示されていても、指を近づけるだけで自動で開くことが多い

国内の自動ドアの起動センサーは次の3種類の大別されるそうです。

・熱線式
・超音波式
・光線式

熱線式は、10年位前までの主流だったもので、人間の体温と周囲の温度差をを検知し作動するセンサーのこと。夏場に、周囲の温度と人間の体温との差を感知するのが難しく、屋内の自動ドアにのみ導入されるようになっていったとのこと。

超音波式はセンサーから超音波を放出し、その反射量の変化を検知し作動するセンサーのこと。雨風などの天候時に、感知能力が低くなるためこれも主流にはなれませんでした。

光線式は、センサーから光線を照射しその反射量の変化を検知し作動するセンサーのこと。国内の自動ドアの80%以上が光線式だそうです。

いずれにしても、自動ドアのほとんどは、ドアに手を伸ばすだけで開いてくれます。わざわざ、不特定多数の人が接触する場所に触れる必要はないのです。センサーが起動しやすいエリアの目印として、押さなくてもよいのに「押す」と書いてあるケースが多いそうです。

実際、近所の小型スーパーの自動ドアは、指を近づけるだけで開きますので、この時期、ストレスなくドアを開けることができます。

ただ例外的に、通りなどに面していてセンサーエリアが広く取れない場所などで使われるタッチ式というものもあります。これはスイッチが物理的に押されたことを感知して、ワイヤレスなどの電波を飛ばして自動ドアを開けるものですが、少数派です。

一人でも多くの人の命を守る活動を続けたいと思っています。