【英語表現＜30秒チャレンジ＞付】英語トレーニング・応援マガジン 2024.11.21発行 第673号 英文を一通り読めば、Part 6も難しくない
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■英語トレーニング・応援マガジン
2024.11.21発行 第673号
英語＆スキルトレーニング BizCom
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こんばんは！
ビズコム講師の松尾です。
皆さんは、TOEICリーディングの
Part 6「長文穴埋め問題」が得意ですか？
「正解がどれなのか自信が持てない」
「英文が何の話か分からず解いている」
「どう解いたら良いか分からずムズイ」
という方はいませんか？
そんな皆さんには、
今号の特別講義が大いに役立つはずです。
実は、Part 6は、文法・語彙力よりも、
英文を読んで理解する力が試されています。
今号でも、実力アップに加えて、
TOEICスコアアップにも役立つ
トレーニング方法をご紹介します。
では、Let's start！
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■鹿野先生の特別講義 第195回
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英語回路とTOEIC L&Rテスト<6>
Part 6問題文でトレーニング
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皆さんこんにちは、
BizCom代表の鹿野晴夫です。
引き続き、TOEIC公式問題集で
問題を解いた後のトレーニングを紹介します。
今号は、リーディングセクションの
Part 6を説明します。
Part 6「長文穴埋め問題」は、
100〜120語の文章を読み、
4つの空欄に当てはまる語句や文を選ぶ問題です。
▼サンプル問題
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample06.html
空欄に当てはまる語句を選ぶので、
Part 5「短文穴埋め問題」の長い形式と
思っている方もいますが、違います。
4つの空欄(問題)のうち、
1〜2問は、Part 5同様に、
1センテンスを読めば解けますが、
他の問題は文脈理解が試される問題です
Part 6は、
全ての英文を読めば難しくない！
問題を解くという気持ちが強いと、
空欄部の意味だけを考えがちですが、
文脈理解には、前後の文も読んで、
話の流れを理解することが必要です。
一度、問題に解答するという気持ちを捨てて、
英文を通して読んでみましょう。
まず、冒頭に書かれている英文の種類、
誰が、誰宛てに・何のために書いた文章かを
忘れずに確認します。
Questions 131-134 refer to the following e-mail.
To: Project leaders
From: James Pak
Subject: Training Courses
＜訳＞
設問131-134は次のメールに関するものです。
宛 先: プロジェクトリーダー各位
送信者: ジェームズ・パク
件 名: トレーニングコース
次に本文を読みますが、
自身がプロジェクトリーダーになったつもりで、
「トレーニングコースって何だろう？」と、
考えながら読んでみてください。
※空欄部を、★★にしています。
To all Pak Design project leaders:
In the coming weeks, we will be organizing several training sessions for ★★ employees.
At Pak Designs, we believe that with the proper help and support from our senior project leaders, less experienced staff can quickly ★★ a deep understanding of the design process.
★★, they can improve their ability to communicate effectively across divisions.
When employees at all experience levels interact, every employee's competency level rises and the business overall benefits.
For that reason, we are urging experienced project leaders to attend each one of the interactive seminars that will be held throughout the coming month. ★★.
いかがですか？
★★の部分が伏せられていても、
文章内に知らない語彙や表現があっても
大意をつかめたのではないでしょうか？
＜大意＞
経験の少ないスタッフ向けの研修がある。
目的は、ベテランリーダーのサポートで、
設計プロセスを素早く理解すること。
部門でのコミュニケーションも良くなる。
さまざまなレベルのスタッフの参加が重要。
経験豊富なプロジェクトリーダーは、
来月の研修に参加して欲しい。
Part 6は、
大意を掴んでから問題を解く！
大意が掴めたところで、
サンプル問題を解いてみてください。
▼サンプル問題
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample06.html
いかがでしたか？
No.133と134は、
前の文の内容が分かっていないと
正答が選べない問題ですが、
スムーズに正解を選べたはずです。
本番のTOEICで問題を解く際も、
一通り文章を読んで大意を掴んでから
問題を解くのがオススメです。
Part 6を解く時間の目安は約2分で、
1分で文章を一通り読み、
残りの1分で4つの設問に解答します。
問題を解いた後の
英語回路育成トレーニングは、以下です。
正答を入れた問題文を使って、
日本語訳と解説を参考に、
語彙・文法を確認する。チャンク(意味の塊)毎に
スラッシュ(/)を入れる。問題文の音声を聞き、
スラッシュ位置があっていたかを確認する。3の際に気づいた音声変化に印を付ける。
・脱落(前の単語の終りと、続く単語の頭が子音)
・連結(単語の終りが子音、続く単語の頭が母音)
5.英文の文意(内容・意味)から、
場面や状況をイメージしつつ
チャンクと音声変化を意識して音読する。
6.（5を十分に行った後で）
問題文を(チャンク単位で)見た後で、
英文から顔を上げ(英文を見ずに)
話の状況をイメージしつつ、
英文を話す(Look Up & Say)
トレーニングが終わったら、
再度、問題を解いてみましょう。
先ほどより素早く英文を読んで大意を掴み、
スムーズに正しい選択肢を選べたはずです。
ぜひ、お試しください。
☆ ☆ ☆
いかがでしたか？
「使える実力も、TOEICスコアも同時に、
かつ効果的に伸ばしたい」
「実際に、講師の説明を聞きながら、
一緒に実践してみたい」
「トレーニングをさぼり気味なので、
モチベーションを上げたい」
と思われた方はいませんか？
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■ 話せる・書ける英語表現
＜30秒チャレンジ！＞
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話せる・書けるは、
英語表現のストック量で決まる！
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異常気象に備える地元のボランティアについて
夫婦で話し合っている場面です。
( )に入る単語1語が浮かびますか？
★制限時間は、30秒！
A：来週の火曜日、地域気象ウォッチャーによる
プレゼンに参加します。
Next Tuesday,
I'm going ( ) the presentation by Regional Weather Watchers.
空いていますか？
Are you ( )?
B：彼らは、異常気象に備える例のボランティア団体ですよね？
They're that volunteer group that
prepares ( ) unusual weather, right?
もろちん。行きますよ。
( ). I'll go.
B：そのプレゼンに、とても感動しました。
I was very ( ) with the presentation.
□ 答えはコチラです↓ ━━━━
A：Next Tuesday,
I'm going (to) the presentation by Regional Weather Watchers.
Are you (free)?
B：They're that volunteer group that prepares (for) unusual weather, right?
(Sure). I'll go.
B：I was very (impressed) with the presentation.
知らなかった表現、使ってみたい表現は
場面をイメージして「音読」しましょう。
音読だけでは定着が弱いと思う表現は、
「音読筆写」まで行うと効果的です。
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今回の出題は、
BizCom公式教材English Trainer
Vol.81 Round 7から。
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■ EDITOR'S ROOM 〜編集後記〜
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実は、私もPart 6が苦手でした。
講師を目指して、
18年前にBizComに入社したのですが、
当時のリーディングスコアは400点。
リスニングは満点でしたが、
長文読解が苦手だったのです。
ABILITIES MEASURED(項目別正答率)は、
以下の通りでした。
R1 長文の読解・要点の理解 ⇒ 88%
R2 長文の読解・詳細の理解 ⇒ 84%
R3 長文の読解・文脈の理解 ⇒ 83%
R4 語彙の理解 ⇒ 83%
R1 文法の理解 ⇒ 79%
今でこそ、ABILITIES MEASUREDをもとに、
学習戦略をアドバイスしていますが、
当時は自分のスコア分析もままならず(笑)。
鹿野先生にアドバイスを求めたら、
一言返された指摘に、ハッとしました。
「英文をちゃんと全部読んでるかい？」
Part 6は、とりわけ苦手意識が強く、
問題を速く解くことを意識して、
空欄部の意味ばかりを考えていたのです。
文章全体を読んで大意を掴むようにしたら、
リーディングスコアが徐々に変化し始め
450点を超えるようになりました。
「実体験に勝る指導はない」との言葉通り、
この経験が現在の指導に活きています。
今号も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
また次号でお会いしましょう！
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◆お知らせ
次号は、12月2日(月)発行です。
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