【英語表現<30秒チャレンジ>付】英語トレーニング・応援マガジン 2024.9.18発行 第668号 英語回路育成でスコアアップ!
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■英語トレーニング・応援マガジン
2024.9.18発行 第668号
英語&スキルトレーニング BizCom
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こんばんは!
ビズコム講師の松尾です。
皆さんは、年内にTOEIC受験を
予定していますか?
今年の英語学習の成果測定に、
ぜひ受験したいですね。
今回から、TOEIC受験前の準備とあわせて
スコアアップに役立つトレーニングを
紹介していきます。
TOEIC受験を機会に、
トレーニングを開始・再開したい皆さんには、
English Trainer「秋の応援割」も開催中です。
詳細は、インフォメーションをご覧くださいね。
では、Let's start!
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■鹿野先生の特別講義 第190回
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英語回路とTOEIC L&Rテスト<1>
問題を解いた後のトレーニング
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皆さんこんにちは、
BizCom代表の鹿野晴夫です。
英語力の測定と目標レベルの設定、
そして、英語力の伸びの確認には、
TOEIC L&Rテストの活用がオススメです。
例えば、「1回目のTOEICが400点。
次は、470点を目指そう」という具合です。
なお、TOEICを活用する際の注意点として
問題形式に十分に慣れておくことが必要です。
というのは、問題形式に慣れていないと、
実力より低いスコアが出るからです。
ですから、初めてTOEICを受ける際だけでなく
2回目以降も、公式問題集の問題を解き、
受験前のウォーミングアップを行いましょう。
しかし、ここで問題になるのが、
一度問題を解いた公式問題集の活用方法です。
一度問題を解いて、答え合わせをしただけで、
捨ててしまうのはもったいない気がします。
ですが、一度問題を解くと答えを覚えてしまい、
2回目のウォーミングアップには向きません。
そこで、BizComでは、
英語回路の育成に活用することを
オススメしています。
英語回路の育成が
TOEICスコアアップの鍵!
TOEICテストは、単位時間あたりの
英語の処理量をスコア表示します。
公開テストであれば、2時間200問のうち、
どれだけ正解できたか(処理できたか)が
10〜990点で表示されます
リスニングの満点(495点)は、
ネイティブが話す自然な速さの英語が
「聞き取れる」ことを意味します。
そして、リーディングの満点(495点)は、
ネイティブが注意深く読むスピードで
「読める」ことを意味します。
TOEICを受けた方から、
「リーディング問題が解き終わらない」
という悩みがたくさん寄せられます。
しかし、解き(=読み)終わらないのが普通で、
ちゃんと読んで、解き終わるようになったら、
リーディングが満点になるテストなのです。
では、単位時間あたりの処理量を増やして、
「聞き取れる」「読める」ようになるには、
どうしたら良いのでしょう?
そのために必要なことは、
知識量(語彙や文法)を増やすだけでなく、
ワーキングメモリーの自動化を進めて、
英語回路を育成することです。
ワーキングメモリーの働きは、
パソコンのメモリーと同じです。
残念ながら、人間のワーキングメモリーは、
30秒しか持たない短期記憶で作業領域が小さく
容量を増やすこともできません。
そのため、このままだと、
処理スピードが遅く、聞き取ることや
読み終えることは出来ません。
そこで必要になるのが、脳の効率性を高め、
迅速かつ無意識に処理できるようにする
ワーキングメモリーの自動化です。
練習問題を解いたら、
問題の英文を使ってトレーニング!
公式問題集の問題を解いたら、
まず、不足の知識を補うために、
日本語訳を参照して語彙や文法を確認します。
次に、問題の英文を使って
ワーキングメモリーの自動化を進める
トレーニングを行います。
以下は、自動化のメカニズムです。
<自動化の過程とメカニズム>
反復練習
同じ行動(トレーニング)を繰り返すことで、
脳がその行動を自動化する準備を整えます。神経回路の強化
反復により特定の神経回路が強化され、
効率よく情報を処理できるようになります。システムの変化
行動が自動化されると、
その行動を司る脳の領域が変化します。
具体的には、前頭前皮質から、
ブローカ野やウェルニッケ野に移行します。意識的な努力の減少
その行動を意識的に考えたり
注意を払ったりする必要がなくなります。
具体的には、英語理解の速さ、
英語使用の反応速度と流暢さが向上します。
なお、問題の英文を使って
自動化のトレーニングをする際は
TOEICのPart毎にポイントが異なります。
これは、TOEICのPart毎に、
測っている英語力が異なるからです。
次号より、Part毎のポイントをご紹介します。
お楽しみに。
☆ ☆ ☆
いかがでしたか?
「TOEIC受験を目標に、
トレーニングを開始・再開したい」
「TOEIC受験前だけでなく、
日常的なトレーニング習慣を身につけたい」
「トレーニングしやすい教材で、
効率良く英語回路を育成したい」
と思われた方はいませんか?
そんな皆さんには、
BizComの通信講座があります。
今なら、お得に始められる
「秋の応援割」がご利用いただけます。
詳細は、下記インフォメーション
をご覧ください。
■ BizComインフォメーション
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英語回路を効果的に育成したい方に
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現在の英語レベルに最適な
トレーニングを継続できます。
直近の目標を、470点・600点・730点・
860点・950点から選んでスタート。
テキストは3ケ月に1回(6ケ月は計2回)
のお届け。
6ケ月は、途中でスコアアップしたら、
目標レベルの教材(Workbook)へ
教材レベルもレベルアップできます。
学習方法に関する質問に講師が回答。
移動学習に便利なアプリと
学習記録のTraining Diaryも付属。
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選べる2コース(3ケ月/6ケ月)
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■ 話せる・書ける英語表現
<30秒チャレンジ!>
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話せる・書けるは、
英語表現のストック量で決まる!
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賞味期限が近づいた非常食の処分方法について
社内で話している場面です。
( )に入る単語1語が浮かびますか?
★制限時間は、30秒!
A:我々の食品の備蓄は、賞味期限が近づいています。
Our stocks of food are near their ( ) dates.
それらを捨てるのはもったいないように思います。
It seems a ( ) to throw them away.
B:我々を助けてくれる会社のことを読みました。
I read about a company ( ) can help us.
ちょっと調べてみます。
I'll ( ) some research.
そこは、品物を引き受けて、
それらをフードバンクに分配しています。
It accepts goods and distributes them ( ) food banks.
□ 答えはコチラです↓ ━━━━
A:Our stocks of food are near their (expiration) dates.
It seems a (waste) to throw them away.
B:I read about a company (that) can help us.
I'll (do) some research.
It accepts goods and distributes them (to) food banks.
知らなかった表現、使ってみたい表現は
場面をイメージしながら「音読」しましょう。
音読だけでは定着が弱いと思う表現は、
「音読筆写」まで行うと効果的です。
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今回の出題は、
BizCom公式教材English Trainer
Vol.80 Round 13から。
【秋の応援割・実施中】
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■ EDITOR'S ROOM 〜編集後記〜
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皆さんは記憶力に自信がありますか?
私は最近、芸能人の名前がパッと出ずに
モヤモヤすることが増えました。
ところが、英語の表現については、
「これは以前に〇〇のテキストに出ていた」
と瞬時に思い出すことがあります。
先日も、Zoomレッスンで使用する
TOEIC公式問題集10のPart3を解いていて、
過去に出会ったのを思い出しました。
I hope your first day is off to a good start.
off to a good startは、
「好調なスタートを切って」という表現で、
初出勤日が上手くいくことを願う発言です。
「この表現は、English Trainer Vol.1から
Vol.5のいずれかに掲載されていたはず」
と思い確認してみると、正解でした!
We're off to a good start.
「我々の滑り出しは好調です」
15年以上も前に出会った表現に
どこで出会ったか覚えていたのは、
自分でも驚きです。
思い返してみると、
BizComに入社して講師デビューするときに
講義で使った英文でした。
脳は、「Input(入力)よりも、
Output(出力)を重視する」を実感しました。
これは、覚えようとしているときよりも、
使おうとしているときに、
記憶が定着するということです。
今号も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
また次号でお会いしましょう!
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◆お知らせ
次号は、10月2日(水)発行です。
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