【英語表現<30秒チャレンジ>付】英語トレーニング・応援マガジン 2024.3.13発行 第655号 気分リフレッシュ!春の英語学習
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■英語トレーニング・応援マガジン
2024.3.13発行 第655号
英語&スキルトレーニング BizCom
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こんばんは!
ビズコム講師の松尾です。
ニュースでは桜の開花予想も
出始めましたね。
春本番はもうすぐそこ。
4月は、新しい年度、新しい学期、
新しい環境、新しい生活と、
気分がリフレッシュする時期です。
そんな気分に乗って、英語学習も
リフレッシュする絶好のタイミング。
そこで、BizComでは、
お得な春の企画をご用意しました。
★新しい教材で気分リフレッシュ!
English Trainer <10%OFF>【3/31迄】
詳細は、インフォメーションを
ご覧くださいね。
では、Let's start!
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■鹿野先生の特別講義 第180回
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春こそ、スコアアップ!
TOEIC L&Rトレーニング <4>
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皆さんこんにちは、
BizCom代表の鹿野晴夫です。
これまで3回に渡って、TOEICの都市伝説的な
誤解や迷信を話題にしてきました。
<TOEICの都市伝説>
(1) 問題を解き続ければスコアアップ!
(2) TOEIC対策をすればスコアアップ!
(3) まずは単語学習でスコアアップ!
(4) まずは文法学習でスコアアップ!
(5) スキマ時間だけでスコアアップ!
(6) 英会話だけでスコアアップ!
「水は低きに流れ、人は易き(やすき)に流れる」
の格言通り、英語が苦手な人や忙しい人ほど
楽で容易そうな方法を選びがちです。
しかし、「知識量」×「スピード処理力」という
TOEICが測る英語力に直結した学習でなければ、
効果を実感できず、早々に挫折します。
では、TOEICが測る英語力、
あるいはビジネスで使える英語力に
直結した学習に必要なことは何でしょうか?
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核となる言語要素を押さえて、
知識量を増やす!
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英語の4技能を伸ばすには、
それぞれの処理に必要な知識(=言語要素)を
脳の言語データベースに格納する必要があります。
<英語の主な言語要素>
【1】発音(音素・ストレス)
【2】音声変化(チャンク・リズム)
【3】文法(語順・語形変化)
【4】意味(イメージ・コンセプト)
【5】背景知識(テーマ・場面)
上記のうち、リスニング・リーディングで、
処理の核となるのは、【2】音声変化(チャンク)、
【4】意味(イメージ)、【5】背景知識です。
TOEICのリスニングでは、
1分間に180語の速さで英文が読まれます。
単語単位で処理(音声知覚→意味理解)するには、
1秒間に3語の処理が必要となりますが、
これはネイティブスピーカーでも無理です。
そこで、話し手は、数語の単語からなる
意味(イメージ)の塊(チャンク)で英語を話し、
聞き手もチャンク単位でイメージします。
リーディングの際も、チャンク単位で、
イメージすることで素早く読むことができます。
※TOEICのリーディングを時間内に解くには、
1分間に150語以上の速読スピードが必要です。
また、LRともに、何の話か(テーマ)、
どこで話しているのか(場面)という
背景知識があるほど楽に理解できます。
処理の核となる言語要素の量を増やすには、
ある程度(100語)の長さ(テーマ・場面)を持った
会話文・説明文を使って学習することが有効です。
<言語要素の量を増やすトレーニング>
Step 1: 理解度チェック
⇒ 英文を何も見ずに聞くor読む
Step 2: 訳を参考にチャンク(意味の塊)毎に
スラッシュを入れる。
Step 3. アイ・シャドウイング
(音声に合わせて英文を目で追う)し、
スラッシュ位置が正しいか確認する。
Step 4. もう一度アイ・シャドウイングし、
音声変化に印をつける
(繋がる音に〇印、脱落音に括弧など)。
Step 5. チャンクと音声変化を意識しつつ、
意味(イメージ)を浮かべて音読する。
Step 6. ヴォーカル・アイ・シャドウイング
(音声に合わせて音読)する。
Step 7: 理解度チェック(2)成果確認
⇒ 英文を何も見ずに聞くor読む
※Step 2〜6は、第177回(1月31日)で紹介の
「問題を解いた後の基本トレーニング」と同じです。
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トレーニングしやすいテキストで
学習効率を上げる!
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トレーニングの過程で、知識(言語要素)が
脳の言語データベースに格納されます。
また、トレーニングを反復することで、
「音声知覚⇒意味理解⇒記憶保持」の各工程が
自動化され、スピード処理力が向上します。
反復の目安は、テキストを使って2〜3回。
移動時間などに、シャドウイングなど
音声のみで5〜7回が目安です。
とは言え、前述の
「言語要素の量を増やすトレーニング」の
手順が面倒と感じる方も多いはずです。
確かに、以下のステップはTOEIC 730点以上で
トレーニングに慣れた方でないと大変です。
Step 2: 訳を参考にチャンク(意味の塊)毎に
スラッシュを入れる。
Step 4. もう一度アイ・シャドウイングし、
音声変化に印をつける
(繋がる音に〇印、脱落音に括弧など)。
そこで、チャンクと音声変化が明記された
トレーニング用テキストを使うのがオススメです。
これなら、ステップ数もグンと減ります。
<トレーニング用テキストでのステップ>
Step 1: 理解度チェック
⇒ 英文を何も見ずに聞くor読む
Step 2. アイ・シャドウイング
(音声に合わせて英文を目で追う)する。
Step 3. チャンクと音声変化を意識しつつ、
意味(イメージ)を浮かべて音読する。
Step 4. ヴォーカル・アイ・シャドウイング
(音声に合わせて音読)する。
Step 5: 理解度チェック(2)成果確認
⇒ 英文を何も見ずに聞くor読む
これなら、英語が苦手な人や忙しい人でも、
毎日の習慣にできるはずです。
もちろん、BizComのEnglish Trainerは、
チャンクと音声変化を明記した
トレーニング用テキストです。
ぜひ、お試しください。
☆ ☆ ☆
いかがでしたか?
科学的に有効な手順を踏んだ方が、
効果的トレーニングになると分かっていても、
ついつい面倒に感じてしまう方も多いはず。
そんな皆さんにおすすめしたいのが、
BizCom公式教材のEnglish Trainer(ET)です。
現在のスコアレベルに最適なトレーニングを
最小化されたステップで実践できます。
音声はアプリ再生(テキスト表示可)で
スキマ時間のトレーニングも快適です。
詳細は、下記インフォメーションを
ご覧ください。
■ BizComインフォメーション
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英語学習をリフレッシュしたい方に
English Trainer <10%OFF>【3/31迄】
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English Trainerで、
現在の英語レベルに最適な
トレーニングを継続できます。
直近の目標を、470点・600点・730点・
860点・950点から選んでスタート。
テキストは3ケ月に1回(6ケ月は計2回)
のお届け。
6ケ月は、途中でスコアアップしたら、
目標レベルの教材(Workbook)へ
教材レベルもレベルアップできます。
学習方法に関する質問に講師が回答。
移動学習に便利なアプリと
学習記録のTraining Diaryも付属。
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選べる2コース(3ケ月/6ケ月)
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■ 話せる・書ける英語表現
<30秒チャレンジ!>
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話せる・書けるは、
英語表現のストック量で決まる!
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隣国の山火事で発生した煙について
話している場面です。
( )に入る単語1語が浮かびますか?
★制限時間は、30秒!
A:州は大気質警報を発令したところです。
The state just declared an air quality ( ).
それは、カナダの例の山火事の煙が原因です。
It's ( ) to smoke from those wildfires in Canada.
B:今しがた外にいましたが、ダウンタウンの
高層ビルが、ほとんど見えませんでした。
I was just outside and I ( ) barely see
the skyscrapers downtown.
B:今日は、霞(かすみ)が昨日よりも酷いです。
Today the haze is ( ) than yesterday.
信じられません。
あれらの山火事は、400 マイル離れています。
I can't believe it.
Those wildfires are 400 miles ( ).
□ 答えはコチラです↓ ━━━━
A:The state just declared an air quality (alert).
It's (due) to smoke from those wildfires in Canada.
B:I was just outside and I (could) barely see
the skyscrapers downtown.
B:Today the haze is (worse) than yesterday.
I can't believe it.
Those wildfires are 400 miles (away).
知らなかった表現、使ってみたい表現は
場面をイメージしながら「音読」しましょう。
音読だけでは定着が弱いと思う表現は、
「音読筆写」まで行うと効果的です。
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今回の出題は、
BizCom公式教材English Trainer
Vol.78 Round 11から。
English Trainer <10%OFF>【3/31迄】
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■ EDITOR'S ROOM 〜編集後記〜
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今回の特別講義の中で、
英語の主な言語要素に「発音」とありました。
そこで、思い出すのが
中学1年で初めて習った英語の授業です。
担当の先生は、普段からかなり強めの
関西弁で話されるのですが
英語もどことなく関西アクセント(笑)。
とは言え、授業では、
先生の肉声をリピートするしかありません。
その後、英検4級に挑戦するために
リスニング音声を聴いたのですが、
先生の発音とかなり違うような・・・。
先生に、リスニングが聞き取れないと相談すると
授業で使っているテキストに付属の音声
(カセットテープ)をくれました。
「授業でそのテープを流してよ」と思いつつ、
テープがすり切れるほど聞いて音読しました。
その結果4級、翌年には3級と合格出来ました。
当時の教科書にチャンクや音声変化の表記、
そして、音源が付属していれば、
もっと上達が早かったかもしれません。
今号も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
また次号でお会いしましょう!
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◆お知らせ
次号は、3月25日(月)発行です。
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