
night city#6
家から出て次は雑貨屋さんっぽいところに入る
なんかいろいろある
髪飾りがあった
シュシュとかカチューシャとか
別にオシャレしたいって気はなかったから正直
こういうのは身に着けてこなかった
かわいくありたいとか
そんなの微塵も思わなくって
ってか思ったところでその夢はかなわないだろう
ダサいと笑われても気にしなかった
今までの人生全部そうだったし
正直
一回つけてみよっかな
これが世間の言うオシャレなのかなかわいいなのかな
自分には似合わなかったから
戻しておいた
レジもあって
でもお金は入ってなかった
入ってたとしてもここでは使う場所がない
ぬいぐるみもあって
子供が好きそうな
ちょっとかわいいなって思ったけどいらない
ただ邪魔なだけだと言い聞かせる
もうちょっと奥に進むと
ポーチ、バック、財布
とかも売ってあった
可愛いデザインで
私には似合わなかった
こういうの同級生はつけてたような気がするなぁ
二階もあって階段を上がってみると
売り場じゃなく準備室のようなものだった
たくさん布があって
ミシンとはさみもあって
綿とかもあった
ほぼ完成に近いぬいぐるみが置いてあった
売っていたものは手作りなんだろうなと想像する
ここにどれだけの人がいただろうか
想像したところで答えはわからない
誰かが一生懸命作ったもの
買いたいと思ったけど
お金がないから買えないや
すみません
ミシンには布が挟まっていて
まるでさっきまで人がいたみたいだ
ちょっと休憩するって言ってどこかに行ってしまったみたいな
そんな想像が膨らむ
ミシンの隣にメモが何枚も書いてあった
「かってくれてありがとうございます!
あなたのおもいでになれたらなとおもいます!」
って子供の字で書いてあった
全部ひらがなで
親子でやってたんだろうか?
何ともほほえましい話だ
包装してある商品もあった
ここに入れる予定だったんだろう
一回に降りて店を出る
ありがとうございました。
…やっぱぬいぐるみほしかったな
かわいかった…
そういえば思う
売り物のはずなのに値札ついてなかったな
売り物じゃないのか?
いやでもあそこは絶対雑貨屋さんだろう
なんでだろうか
この世界の街はちょっと現実味がない感じがする
街を探索していたら
道にポストがあった
ポストって入れたら
届くよね
宛先書いてたら
そう思って今書いてます
誰かさん宛に手紙を
こんばんは!!raraです!
冬休みが終わってしまう…!どうしよう…
ずっと冬休みでいいのに…
個人的には長かったような気が…
でも学校は行きたくないなっていう笑
なんだかんだほぼ何もしてない冬休みだった気がします
そして刻一刻とテストが迫ってきてる…ヤバい
頑張って勉強します笑やる気ないけど
以上raraでした!